富士浅間神社の写真

神社

富士浅間神社

公開検証済みふじあさまじんじゃ

富士浅間神社は愛知県にある神社。所在地と由緒を手がかりに、道開き・安産の信仰文脈から地図でたどれる。

概要

富士浅間神社(ふじせんげんじんじゃ)は、愛知県名古屋市西区浅間に鎮座する神社。富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)の分霊を祀る浅間社の一で、尾張地方の浅間信仰の拠点。社格は旧村社。

鎮座地

所在は愛知県名古屋市西区浅間 1-3-4。名古屋市街の北西、庄内川右岸の低地に鎮座する。社地は近世の浅間村鎮守域として伝わり、境内には御神木のクスノキと近世の鳥居・燈籠、富士塚を擁する。富士塚は江戸期の富士信仰の遺構として地域文化財に位置づけられる。

祀られる神格

主祭神は木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやびめのみこと)。『古事記』上巻 天孫降臨段に、邇邇芸命(ににぎのみこと)の妃となり、火中で火須勢理命(ほすせりのみこと)らを産んだ女神として記される。富士山本宮浅間大社の祭神と同じく、富士山の山神格として全国の浅間社で祀られる。配祀に大山祇神(おおやまづみのかみ、佐久夜毘売の父神)を祀る。

沿革

社伝では大永二年(1522 年)の創建と伝えるが、確証する古文書は乏しく、確実な記録は江戸期以降。江戸期は富士信仰(富士講)の名古屋拠点として庶民の崇敬を集め、近郷の富士講中が富士塚を築いた。明治六年(1873 年)村社。本殿・拝殿は近世から近代の再建。

主要祭礼

7 月 1 日の山開祭、9 月の例大祭、6 月の夏越大祓が継承される。山開祭は富士山の山開きに合わせ近世以来の富士講行事を継承する。

出典

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