
神社
波上宮は沖縄県にある神社。所在地と由緒を手がかりに、道開き・健康の信仰文脈から地図でたどれる。
波上宮(なみのうえぐう)は、沖縄県那覇市若狭に鎮座する神社。琉球八社の筆頭社で、社格は旧官幣小社。沖縄県下を代表する神社で、那覇港の北、波上崖(なみのうえがけ)の上に鎮座する独特の立地と、琉球古来の御嶽信仰と熊野信仰の融合を伝える。
所在は沖縄県那覇市若狭 1-25-11。那覇市街の西、那覇港の北、東シナ海に面する波上崖の頂上に鎮座する。崖下は波上ビーチとして整備され、崖上から東シナ海と那覇港を一望する立地。社地は古来「ニライカナイ(海の彼方の理想郷)」を遥拝する琉球古来の聖地で、御嶽信仰の中核祭祀域。
主祭神は伊弉冉尊(いざなみのみこと)、速玉男神(はやたまをのかみ)、事解男神(ことさかをのかみ)の熊野権現三柱。伊弉冉尊は『古事記』上巻 神生み段に伊邪那岐神とともに国生み・神生みを行い、火神カグツチを生んで黄泉国に下った母神として記される。配祀に琉球古来の波上神(ナミノウエヌカミ)を祀り、熊野信仰と琉球古来の信仰の融合を体現する。普天満宮(沖縄県)とともに琉球八社の中核を構成する。
創建年代は不詳。社伝では古来の御嶽(波上ヌ御嶽)に琉球王府が熊野権現を勧請したのを起源とすると伝え、確実な記録は 13〜15 世紀の琉球王朝期。琉球八社は王府公的崇敬の神社として宗教統制下に位置づけられ、波上宮はその筆頭社として位置づけられた。明治四十四年(1911 年)官幣小社。太平洋戦争(昭和二十年・1945 年)で社殿焼失、戦後に再建された。
5 月 17 日の例大祭(なんみんさい)、旧暦元日の初詣、9 月の中秋祭が継承される。例大祭・初詣は沖縄県下の信仰行事として広く参詣を集める。
波上宮 由緒・所在地資料
機関資料各社寺・公的機関
波上宮の名称・所在地・由緒を確認するための社寺・公的機関の公開資料。
波上宮 公式サイト
機関資料沖縄県那覇市若狭 波上宮(なみのうえぐう)の御祭神(伊弉冉尊・速玉男尊・事解男尊)、琉球八社における筆頭格、沖縄総鎮守としての位置付けに関する公式由緒。
https://naminouegu.jp/波上宮 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
波上宮の名称・所在地・座標を確認するため、Wikidata item Q704636 と日本語版 Wikipedia を参照。