穂見諏訪十五所神社の写真

神社

穂見諏訪十五所神社

公開検証済みほけんすわじゅうごところじんじゃ

穂見諏訪十五所神社は山梨県にある神社。所在地と由緒を手がかりに、勝運・道開きの信仰文脈から地図でたどれる。

概要

穂見諏訪十五所神社(ほみすわじゅうごしょじんじゃ)は、山梨県韮崎市旭町上條南割に鎮座する神社と伝えられる。甲斐国の穂見(ほみ)信仰と諏訪信仰、熊野系十五所信仰が複合した中世の合祀社で、釜無川流域の在地祭祀を伝える古社。社格は旧村社。

鎮座地

所在は山梨県韮崎市旭町上條南割 1909 付近。甲府盆地の北西縁、釜無川左岸の段丘上に鎮座する。社地は釜無川と塩川の合流点付近の段丘地で、甲斐国の中世以来の在地祭祀域に属する。

祀られる神格

主祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ、諏訪明神)。『古事記』上巻 国譲り段に大国主神の御子で、天津神と力比べの後、信濃国諏訪に鎮まったと記される諏訪大社(長野県諏訪郡)の祭神。配祀に保食神(うけもちのかみ、穂見の神格と習合)、熊野十五所権現の祭神群を祀り、諏訪信仰・穀霊信仰・熊野信仰の重層を体現する。

沿革

創建年は明らかでないが、中世に諏訪信仰と熊野十五所信仰が穂見の地で習合したと伝えられる。江戸期は甲府藩・天領支配下で在地集落の鎮守として整備された。明治期に村社に列せられた。社殿は近世から近代の再建を経た現在の姿で、合祀社特有の重層的祭祀構造を伝える。

主要祭礼

10 月の例祭、正月の歳旦祭が継承される。例祭では諏訪信仰の御柱祭の名残を伝える地域行事が伝わる集落がある。

出典

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