
神社
甲斐国一宮。木花開耶姫命を祀る。富士山信仰と結びついた古社。
浅間神社(あさまじんじゃ)は、山梨県笛吹市一宮町一ノ宮に鎮座する甲斐国一宮。木花開耶姫命を祀る富士山信仰の古社で、富士山を遥拝する祭祀位置にある。社格は旧国幣中社。富士山世界文化遺産(2013 年登録)の構成資産には含まれないが、富士山信仰の重要拠点として位置づけられる。
所在は山梨県笛吹市一宮町一ノ宮 1684。甲府盆地東部、笛吹川の支流金川(かながわ)の左岸に鎮座する。社地から南東方向に富士山を遥拝する立地で、富士山の鎮女神を祀る古代祭祀の地理を継承する。富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)、北口本宮冨士浅間神社(山梨県富士吉田市)と共に富士山信仰圏の中軸を成し、甲府盆地側の浅間信仰の本拠として位置づけられる。
主祭神は木花開耶姫命(このはなのさくやびめのみこと)。『古事記』上巻 天孫降臨段に、邇邇芸命(ににぎのみこと)が笠沙の御前で出会い妃に迎えた女神として記される。父神は大山祇神(おおやまづみのかみ)。富士山の鎮女神として平安期以降の富士信仰の中核に置かれ、富士山本宮浅間大社を本社とする全国浅間信仰の祭祀構成を共有する。配祀の伝として大山祇神、彦火火出見尊を併祀する。
社伝では垂仁天皇 8 年(紀元前 22 年)の創祀、貞観 7 年(865 年)に現社地に遷座したと伝える。文献初出は『日本三代実録』貞観 6 年(864 年)の富士山噴火記事で、甲斐国八代郡の浅間明神に従五位下を授ける記事が見える。延喜式神名帳に「甲斐国八代郡 浅間神社 名神大」と登載され、平安期に名神大社の最高格を得た。中世は武田氏の崇敬を受け、近世は徳川幕府の保護下にあった。明治 4 年(1871 年)に国幣中社。
4 月 15 日の例祭、11 月 23 日の新嘗祭が中心。例祭では浅間神社独自の太々神楽が奉納され、富士信仰の祭祀継承の場となっている。
延喜式 第十巻 神名帳
一次文献藤原時平・忠平ほか(撰)
『延喜式』神名帳(927年成立)所載「甲斐国八代郡 淺間神社」名神大社。
甲斐國一宮 浅間神社 公式サイト
機関資料浅間神社
甲斐國一宮 浅間神社公式サイト「御祭神」「御由緒」。
http://asamajinja.jp/Wikipedia 日本語版「浅間神社(笛吹市)」
二次資料Wikipedia 日本語版
Wikipedia 日本語版「浅間神社(笛吹市)」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%85%E9%96%93%E7%A5%9E%E7%A4%BE_(%E7%AC%9B%E5%90%B9%E5%B8%82)