銭洗弁財天宇賀福神社の写真

神社

銭洗弁財天宇賀福神社

公開検証済みぜにあらいべんざいてんうがふくじんじゃ

銭洗弁財天宇賀福神社は神奈川県にある神社。所在地と由緒を手がかりに、芸能・財福の信仰文脈から地図でたどれる。

概要

銭洗弁財天宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてんうがふくじんじゃ)は、神奈川県鎌倉市佐助に鎮座する神社。通称「銭洗弁天」。境内の洞窟内に湧く清水で銭を洗うと福徳を招くと伝えられ、鎌倉を代表する弁財天信仰の聖地。

鎮座地

所在は神奈川県鎌倉市佐助 2-25-16。鎌倉中心部の西、源氏山公園の南西麓に鎮座する。隧道を抜けて境内に入る独特の参道構成を持ち、岩窟内に湧泉「銭洗水」がある。近隣の鶴岡八幡宮、佐助稲荷神社と共に鎌倉武家祭祀の景観に属する。

祀られる神格

主祭神は宇賀福神(うがふくしん)と弁財天(市杵嶋姫命、いちきしまひめのみこと)の習合神。宇賀福神は『古事記』所伝の宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)系の福徳神で、中世神仏習合のなかで弁財天と結合した形態。広島県厳島神社の主祭神でもある市杵嶋姫命を弁財天として祀る点で、近世日本の弁財天信仰の典型を示す。

沿革

社伝では文治元年(1185 年)、源頼朝が霊夢により発見した湧泉に宇賀福神を祀ったのを創祀とする。正嘉元年(1257 年)には北条時頼が銭を洗って一族の繁栄を祈ったと伝えられ、銭洗信仰の起源譚となっている。明治の神仏分離で隣接の佐助稲荷神社の境外社として位置づけられた時期を経て、戦後 1970 年に独立社となった。

主要祭礼

毎月の巳の日が縁日として崇敬され、特に正月と巳成金(みなるかね、9 月の己巳の日)が中心。参拝者は境内のざるで銭を洗い、商売繁盛・金運招来を祈願する。

出典

出典

次に読む

あなたの縁

あなたの縁をたどる

読了した由緒を起点に、あなた自身の繋がりをひらきます。

縁をたどる