
宝物
北野天神縁起絵巻は、北野天満宮に伝わる縁起絵巻で、菅原道真信仰の物語化を示す国宝。
北野天神縁起絵巻(きたのてんじんえんぎえまき)は、北野天満宮(京都市上京区)に伝わる紙本著色の絵巻で、菅原道真(すがわらのみちざね)の生涯と没後の託宣・北野鎮座までを描く。承久本(じょうきゅうぼん)と呼ばれる本が現存最古で、全八巻からなる。
北野天満宮は天暦元年(947年)に菅原道真の託宣を受けて創建された天満天神(てんまんてんじん)の社で、道真公を祀る天神信仰の中核をなす。承久本は承久元年(1219年)頃の制作と推定され、太宰府に左遷された道真の苦難、雷神となって清涼殿に現れる場面、近江比良宮神主・神良種(みわのよしたね)の子・太郎丸の託宣による北野鎮座など、天神縁起の物語を絵画化する。鎌倉期の縁起絵巻の代表作とされる。
北野天満宮宝物殿に収蔵される。本社にはこのほかにも複数の天神縁起絵巻が伝来し、近世までの絵巻制作の系譜を示す。
昭和27年(1952年)に国宝(絵画)に指定された(文化庁 国指定文化財等データベース 紙本著色北野天神縁起 承久本)。
国指定文化財等データベース 北野天神縁起絵巻
機関資料文化庁
国指定文化財等データベース 北野天神縁起絵巻に基づく北野天神縁起絵巻の主要典拠。
https://kunishitei.bunka.go.jp/北野天満宮 宝物殿資料
二次資料北野天満宮 宝物殿資料を参照した北野天神縁起絵巻の補助確認。
https://kitanotenmangu.or.jp/