
宝物
日光東照宮陽明門彫刻群は、日光東照宮陽明門を飾る彫刻群で、徳川家康祭祀と近世工芸の重層を示す。
陽明門彫刻(ようめいもんちょうこく)は、日光東照宮(栃木県日光市山内)陽明門に施された江戸初期の建築彫刻群で、唐獅子・龍・麒麟・聖賢・故事人物など五百以上の彫刻が門の各面を埋め尽くす。一日中眺めても飽きないことから「日暮御門(ひぐらしのごもん)」とも呼ばれる。
日光東照宮は元和三年(1617年)、徳川家康(とくがわいえやす)を東照大権現として祀るために創建され、寛永十三年(1636年)の寛永の大造替で三代将軍徳川家光(とくがわいえみつ)により現在見られる豪奢な社殿群が整備された。陽明門の彫刻は左甚五郎(ひだりじんごろう)の伝説で語られるが、実際には甲良宗広(こうらむねひろ)以下の幕府作事方棟梁の指揮のもと、多数の名工が分業で制作した。
日光東照宮境内の陽明門に建造当初の位置のまま保存される。平成元年(1989年)から平成31年(2019年)にかけて段階的な保存修理が行われ、彩色と漆塗の復原が進められた。
陽明門本体が国宝(建造物)に指定され、附属する彫刻群も含めて保護される(文化庁 国指定文化財等データベース 東照宮陽明門)。平成11年(1999年)には「日光の社寺」が世界遺産に登録された。
国指定文化財等データベース 日光東照宮陽明門
機関資料文化庁
国指定文化財等データベース 日光東照宮陽明門に基づく日光東照宮陽明門彫刻群の主要典拠。
https://kunishitei.bunka.go.jp/日光東照宮 公式資料
二次資料日光東照宮 公式資料を参照した日光東照宮陽明門彫刻群の補助確認。
https://www.toshogu.jp/