
仏像
東大寺戒壇堂に祀られる、天平彫刻の代表作とされる塑造四天王立像一具。
東大寺戒壇堂四天王立像は、奈良市の東大寺戒壇堂壇上に安置される奈良時代の塑造四躯一具である。文化庁国指定文化財等データベースは指定名称を「塑造四天王立像」と記し、持国天・増長天・広目天・多聞天の各像が四方を守護する構成で、いずれも国宝に指定されている。
東文研の調査記録および東大寺公式によれば、本四天王は天平勝宝7年(755年)頃に創建された戒壇堂の安置仏として制作された奈良時代後期の塑像で、像高は持国天160.5cm・増長天162.2cm・広目天169.9cm・多聞天164.5cmと記録される。Wikipedia「東大寺の仏像」は『奈良六大寺大観』を引いて本四躯を「日本彫刻史上における古典様式の頂点」と評する。
現在も東大寺戒壇堂壇上の四隅に安置され、四方を守護する原配置のまま伝来する。東京文化財研究所による三次元計測調査(2009年)では、耐震対策のため像内構造の把握とX線透過撮影が実施され、奈良時代塑像の制作技法が改めて確認されている。
明治30年(1897年)12月に重要文化財(旧国宝)指定、昭和27年(1952年)3月29日に国宝指定された。Wikidata Q107045973 および文化庁データベースが共に同日付の国宝指定を記録する。
東京文化財研究所アーカイブ 東大寺戒壇堂安置の国宝・塑造四天王立像に関する調査
機関資料東京文化財研究所(保存修復科学センター)
X線透過撮影調査および三次元計測調査を実施。耐震対策立案のための情報収集が目的と記録される国立研究開発法人の公的調査記録。
https://www.tobunken.go.jp/materials/katudo/203375.htmlWikipedia 日本語版 東大寺の仏像
二次資料Wikipedia contributors
壇上東南隅に持国天、西南隅に増長天、西北隅に広目天、東北隅に多聞天と配される。『奈良六大寺大観』を引いて「日本彫刻史上における古典様式の頂点」と評する。像高160.5/162.2/169.9/164.5cmと記す。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E5%AF%BA%E3%81%AE%E4%BB%8F%E5%83%8FWikidata 東大寺戒壇堂四天王立像 (Q107045973)
二次資料Wikidata contributors
国宝指定1952-03-29、重文指定1897-12、kunishitei.bunka.go.jp DB ID 201/195、奈良時代・8世紀中頃と記録される。
https://www.wikidata.org/wiki/Q107045973東大寺 公式英語サイト Kaidan-do at the Kaidan-in
二次資料東大寺
戒壇堂に祀られる持国天・増長天・広目天・多聞天の四天王は8世紀の国宝と紹介される東大寺公式英語ページ。
https://www.todaiji.or.jp/en/information/kaidando/