東大寺執金剛神立像の分類ビジュアル

仏像

東大寺執金剛神立像

公開検証済みとうだいじしゅこんごうしんりゅうぞう素材: 塑造

東大寺法華堂に祀られる、奈良時代の彩色塑造による忿怒形の執金剛神立像。

概要

東大寺執金剛神立像は、奈良市の東大寺法華堂北側厨子内に祀られる奈良時代の塑造立像である。文化庁国指定文化財等データベースは指定名称を「塑造執金剛神立像(法華堂安置)」と記し、像高173.9cm、彩色を伴う忿怒形の天部として国宝に指定されている。

由来・由緒

『東大寺要録』巻第二には等身の執金剛神像を安置し良弁僧正の本尊とする旨が伝えられ、『日本霊異記』中巻第廿一縁には金鷲優婆塞すなわち良弁と本像にまつわる説話が記される。秘仏として長く非公開であったため当初の彩色が良好に残り、東大寺公式は「金剛杵を振り上げ忿怒の相で仏敵より人々を守ろうとする」姿と紹介する。

現在の所在・伝来

現在も東大寺法華堂北側の厨子内に安置され、開山良弁の忌日である毎年12月16日のみ特別開扉される秘仏として伝来する。法華堂の本尊不空羂索観音と並ぶ天平彫刻の中核として、堂内の諸像とともに継承される。

文化財指定

明治32年(1899年)8月1日に重要文化財に指定され、昭和26年(1951年)6月9日に国宝指定。東大寺は平成10年(1998年)に「古都奈良の文化財」としてユネスコ世界遺産に登録されている。

出典

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