
皇室祖神
日本の第122代天皇(1852-1912、在位1867-1912)。明治維新を経て近代国家形成を象徴する天皇として在位し、崩御後は明治神宮に皇后・昭憲皇太后とともに祀られる。
明治天皇(めいじてんのう、1852-1912、諱は睦仁・むつひと)は、日本の第122代天皇。慶応二年(1867年)に践祚し、慶応四年・明治元年(1868年)の王政復古の大号令、明治四年(1871年)の廃藩置県、明治二十二年(1889年)の大日本帝国憲法発布、日清戦争(1894-95年)・日露戦争(1904-05年)など、近代国家形成を象徴する治世を担った。明治四十五年(1912年)の崩御後、大正九年(1920年)に皇后・昭憲皇太后とともに東京・代々木の明治神宮に祀られ、近代以降の天皇祭祀の代表的事例となった。
公的記録としては宮内省による『明治天皇紀』(全13巻、昭和八〜八年・1933-39年成立)が編年体の代表的史料で、践祚から崩御までの公務・行幸・聖旨が網羅される。同時代史料としては『太政官日誌』『法令全書』に明治政府の詔勅・法令が体系的に収録される。御製(和歌)約九万三千首は『明治天皇御製集』に整理され、敗戦後の昭和天皇による教育勅語廃止までは国民教育の中核に位置づけられた。明治神宮の創建経緯は『明治神宮叢書』『明治神宮誌』に詳しく、近代神社神道の形成過程を伝える。
父は孝明天皇、母は中山慶子(権大納言中山忠能の娘)。皇后は一条美子(昭憲皇太后)。皇后との間に皇子女はなく、明治天皇の御子は柳原愛子の生んだ嘉仁親王(後の大正天皇)ほか側室との間にもうけられた皇子女が知られる。皇位は皇子・大正天皇に継承され、孫の昭和天皇、曾孫の上皇明仁、玄孫の今上天皇へと続く近現代皇統の起点に位置する。
中心となる祭祀地は明治神宮(東京都渋谷区代々木、大正九年・1920年鎮座)。崩御後の国民的崇敬を背景に、武蔵野の代々木の地に皇后と合祀された。神社本庁を構成しない別格官幣社の系譜を引く神宮で、初詣参拝者数日本一を継続的に保つ。京都の桃山陵(伏見桃山陵、京都市伏見区)が御陵で、東京の明治神宮と京都の御陵が祭祀の中心となる。明治神宮では春の春季大祭(4月3日、神武天皇祭に合わせる)、秋の秋季大祭(11月3日、明治天皇御誕生日)が斎行される。
明治神宮 公式サイト 御祭神
機関資料明治神宮
明治神宮公式サイトによる御祭神・明治天皇/昭憲皇太后の事績と明治神宮鎮座の経緯に関する公式説明。
https://www.meijijingu.or.jp/about/2.php明治天皇 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
明治天皇(睦仁)の生涯・治世・明治維新・明治神宮鎮座に関する二次整理。