
古事記
国譲りで天若日子のもとへ遣わされた雉。射殺された矢が高天原まで返り天若日子の胸を貫いた。
30秒でわかる
鳴女は、國學院大學の神名データベースで読みと登場箇所を確認できる神名です。上・天若日子の派遣を手がかりに、古事記内での位置づけを辿れます。梗概や諸説は出典側の記述を参照しながら整理します。
鳴女(なきめ)は、『古事記』『日本書紀』に記される神格化された雉(きぎし)。葦原中国平定段において、高天原から地上の天若日子(あめのわかひこ)のもとへ派遣された使者の鳥として登場する。神格化された動物使者の典型例として、古代神話における鳥の宗教的役割を示す象徴的存在に位置づけられる。
『古事記』上巻 葦原中国平定段に登場する。地上に遣わされた天若日子が長らく高天原に復命せず大国主神の娘 下照比売を妻として留まっていたため、天照大御神と高御産巣日神は「雉の鳴女」を遣わして使命の不履行を問い質した。天若日子は天探女(あめのさぐめ)の唆しを受け、天津神から授かった天之麻迦古弓と天之波々矢で鳴女を射抜く。
神格化された雉そのものであり、父母・配偶神・御子神の記載はない。物語の役割上、天津神(天照大御神・高御産巣日神)の使者という位置に置かれる。
神格名としての専祀社は限られるが、放った矢が高天原まで飛び、高木神(高御産巣日神)が「もし天若日子に邪心あれば当たれ」と誓約して返した矢が天若日子の胸を貫いて死に至らしめたという「返し矢」伝承は、後世の弓矢神事の縁起として広く語られる。喪山伝承地(岐阜県美濃市 喪山天神社)には天若日子と鳴女の物語が伝わる。
鳴女 なきめ
一次文献國學院大學 古典文化学事業「神名データベース」鳴女。
https://kojiki.kokugakuin.ac.jp/shinmei/nakime/天若日子 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
国譲り段で天若日子のもとへ遣わされた雉 鳴女について、古事記の派遣・射殺・返し矢の場面を整理する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%A8%9A%E5%BD%A6