
古事記
神世七代の第六代男神。妹妃 阿夜訶志古泥神と対をなし、人体の完備を神格化したとされる。
30秒でわかる
於母陀流神は、國學院大學の神名データベースで読みと登場箇所を確認できる神名です。上・初発の神々を手がかりに、古事記内での位置づけを辿れます。梗概や諸説は出典側の記述を参照しながら整理します。
於母陀流神(おもだるのかみ)は、『古事記』『日本書紀』に記される神世七代の第六代男神。『古事記』では「淤母陀琉神」、『日本書紀』では「面足尊」と表記される。妹妃 阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ/綾惶根尊)と対をなす。神名「オモダル」は「面足り」、すなわち人体・容貌の完備を象徴する神格と解される。
『古事記』上巻 天地開闢段に、神世七代の第六代として阿夜訶志古泥神と並べて記される。前代の意富斗能地神・大斗乃弁神に続き、次代 伊邪那岐神・伊邪那美神に先立つ位置にあり、神話における人体生成の最終段階として位置づけられる。独立した物語段は伝わらない。
神世七代の第六代として、対偶神 阿夜訶志古泥神と並ぶ。前世代に意富斗能地神・大斗乃弁神、後世代に伊邪那岐神・伊邪那美神があり、国産み・神産みへと展開する原初神統譜の直前に位置する。
中世の神仏習合では、本神とアヤカシコネは仏教の第六天魔王(他化自在天)の本地として位置づけられ、関東を中心に「第六天神社」「第六天神」が広く祀られた。明治の神仏分離により多くが「於母陀流神社」「面足神社」と改称されたが、関東・東北の在地信仰として今に伝わる。熊野速玉大社などにも勧請される。
於母陀流神 おもだるのかみ
一次文献國學院大學 古典文化学事業「神名データベース」於母陀流神。
https://kojiki.kokugakuin.ac.jp/shinmei/omodarunokami/オモダル・アヤカシコネ - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
神世七代第六代の男神 於母陀流神について、古事記・日本書紀の天地開闢段における位置・第六天魔王習合・第六天神社系の祭祀を整理する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%BC%E6%AF%8D%E9%99%80%E6%B5%81%E7%A5%9E