
古事記
神世七代の第五代男神。妹妃 大斗乃弁神と対をなし、固まった大地を神格化したとされる。
30秒でわかる
意富斗能地神は、國學院大學の神名データベースで読みと登場箇所を確認できる神名です。上・初発の神々を手がかりに、古事記内での位置づけを辿れます。梗概や諸説は出典側の記述を参照しながら整理します。
意富斗能地神(おおとのぢのかみ)は、『古事記』『日本書紀』に記される神世七代の第五代男神。『日本書紀』では「大戸之道尊」「大苫辺尊」、別伝に「大富道」「大富辺」など複数の表記が伝わる。妹妃 大斗乃弁神(おおとのべのかみ)と対をなし、地表が固まった状態を象徴する原初の神格として位置づけられる。
『古事記』上巻 天地開闢段に、神世七代の系譜の第五代として記される。第四代の角杙神・活杙神に続き、第六代の於母陀流神・阿夜訶志古泥神に先立つ位置で、男女対偶神の形式が定まる過渡期に成った神格と解される。独立した物語段は伝わらない。
神世七代の第五代として、対偶神 大斗乃弁神(妹妃)と並ぶ。前世代に角杙神・活杙神、後世代に於母陀流神・阿夜訶志古泥神、さらに第七代に伊邪那岐神・伊邪那美神を控える。伊邪那岐・伊邪那美の二神に直接連なる系譜上の位置にある。
熊野速玉大社(和歌山県新宮市新宮)、二荒山神社(栃木県日光市)など複数の神社で大斗乃弁神とともに祀られる。神世七代を一括して祀る古社にも勧請され、原初神の系譜を担う神格として崇敬される。
意富斗能地神 おほとのぢのかみ/おおとのじのかみ
一次文献國學院大學 古典文化学事業「神名データベース」意富斗能地神。
https://kojiki.kokugakuin.ac.jp/shinmei/otonojinokami/オオトノヂ・オオトノベ - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
神世七代第五代の男神 意富斗能地神について、古事記・日本書紀の天地開闢段における位置・大斗乃弁神との対神関係・熊野速玉大社などの祭祀を整理する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%8F%E5%AF%8C%E6%96%97%E8%83%BD%E5%9C%B0%E7%A5%9E