
古事記
須佐之男命の御子神 五十猛神の別名。紀伊国に樹木の種を植えた林業の祖神。
30秒でわかる
大屋毘古神は、國學院大學の神名データベースで読みと登場箇所を確認できる神名です。上・国生み神生み 上・根の堅州国訪問を手がかりに、古事記内での位置づけを辿れます。梗概や諸説は出典側の記述を参照しながら整理します。
大屋毘古神(おおやびこのかみ)は、『古事記』に記される国津神で、別名 五十猛神(いたけるのみこと/いそたけるのみこと)。射楯神(いたてのかみ)とも称される。神名「オオヤ」は大いなる木の家・国土、「ビコ」は男神の称で、樹木と林業を司る神格として位置づけられる。
『日本書紀』神代上 第八段一書では、父 須佐之男命に従って新羅の曾尸茂梨(そしもり)の地に天降った後、土の船を造って出雲国へ渡ったと記される。八岐大蛇退治の後、紀伊国を中心に列島各地へ樹木の種を植えて青山を造ったとされ、日本列島の森林の起源譚を担う。『古事記』では大国主神が八十神に追われた際の救出神として「木国の大屋毘古神」が登場する。
父は建速須佐之男命。妹にオオヤツヒメ・ツマツヒメがおり、ともに紀伊国に祀られる。古来より辛嶋氏ら渡来系氏族の祖神とされ、大神比義命とともに宇佐神宮の前身建立に関わったとの伝承も残る。
紀伊国(古名「木の国」)の社を中心に祀られ、樹木・林業の祖神として崇敬される。神社により神名の読みが「イタケル」「イソタケル」と分かれて伝承される。造船・航海安全・商売繁盛・厄除けの神徳が説かれ、列島各地に分祀される。
大屋毘古神 おほやびこのかみ/おおやびこのかみ
一次文献國學院大學 古典文化学事業「神名データベース」大屋毘古神。
https://kojiki.kokugakuin.ac.jp/shinmei/oyabikonokami/五十猛神 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
五十猛神(大屋毘古神の別名)について、日本書紀の新羅天降り・樹木種播植・紀伊国の祭祀展開を整理する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%8D%81%E7%8C%9B%E7%A5%9E