多比理岐志麻流美神の分類ビジュアル

古事記

多比理岐志麻流美神

公開検証済みたひりきしまるみのかみ神格

多比理岐志麻流美神は『古事記』大国主神の五世孫として記される国津神。配偶神は活玉前玉比売神。

概要

多比理岐志麻流美神(たひりきしまるみのかみ)は、『古事記』大国主神神統譜段に記される国津神。大国主神から数えて五世孫にあたり、いわゆる十七世神の一柱として位置づけられる。事跡は語られず神名のみが記されるが、大国主神系譜の島・海の文脈に連なる神格と解される。

出典上の登場場面

『古事記』上巻 大国主神神統譜段に、甕主日子神(みかぬしひこのかみ)と比那良志毘売(ひならしびめ)の御子として記され、活玉前玉比売神(いくたまさきたまひめのかみ)を娶って美呂浪神(みろなみのかみ)を生んだとされる。事跡は伴わず、系譜上の連結神として現れる。

系譜

父は甕主日子神、母は比那良志毘売。配偶神は活玉前玉比売神、御子は美呂浪神。大国主神 → 鳥鳴海神 → 国忍富神 → 葦那陀迦神 → 速甕之多気佐波夜遅奴美神 → 甕主日子神 → 多比理岐志麻流美神という五世にわたる系譜の末端付近に位置する。

信仰・祭祀

多比鹿神社(三重県三重郡菰野町田光)が主祭神として祀る。出雲国造の祖系から離れた、伊勢・東海方面における大国主神系譜の祭祀点として位置づけられる。

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