
伝承
丹後国風土記逸文に見える、天へ通う橋が倒れて天橋立となる由来譚。
『丹後国風土記』逸文では、伊射奈芸命が天へ通うために梯子を立てたと伝えられる。その梯子は神が寝ている間に倒れ、地上に横たわって天橋立になったと記される。天と地をつなぐ通路が海辺の砂州へ変わる由来譚として、丹後の景観と神話的地名を重ねる伝承である。
伊射奈芸命は天と地を往来する神として語られる。伝承の中心には、天へ通うために立てられた橋または梯子があり、それが倒れて海上の砂州となる。後世の説明では、丹後国の地理と天橋立の景観がこの神話的由来に重ねられる。
『丹後国風土記』逸文 天橋立条(奈良時代成立とされる風土記逸文)。近世以降の地誌にも天橋立の由来として引用され、現代の天橋立解説では伊射奈芸命が天に通うため立てた椅に由来する説話として紹介されることが多い。
丹後国風土記逸文 天橋立条(丹後史料叢書 第1輯所収)
一次文献未詳
伊射奈芸命が天へ通うために立てた椅が倒れて天橋立となる由来譚を含む丹後国風土記逸文を確認できる。
https://dl.ndl.go.jp/pid/1175321天橋立 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
天橋立の伝承・逸話として丹後国風土記逸文の由来譚を紹介する二次整理。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%A9%8B%E7%AB%8B