素戔嗚の地上神話の分類ビジュアル

伝承

素戔嗚の地上神話

公開検証済みすさのおのちじょうしんわ

高天原を追われた素戔嗚尊が出雲へ降り、八岐大蛇退治へ至る神話。

あらすじ

『古事記』上巻では、須佐之男命が高天原で乱暴を重ね、天照大御神の天岩戸隠れを招いた後、神々に追放される。地上へ降った須佐之男命は出雲国の肥河上で泣く足名椎・手名椎と櫛名田比売に出会い、八岐大蛇に娘を食われる事情を聞く。須佐之男命は酒を用いて大蛇を酔わせて斬り、尾から得た剣を天照大御神へ献上したと記される。

須佐之男命は高天原から地上へ移る神格として語られる。天照大御神は追放に先立つ天岩戸段の中心神であり、足名椎・手名椎は櫛名田比売の父母として登場する。櫛名田比売は須佐之男命の妻となり、八岐大蛇は退治される荒ぶる存在として記される。

出典

『古事記』上巻 天岩戸段・神逐段・八俣遠呂智段(712年)。『日本書紀』神代上にも、素戔嗚尊の追放、出雲降下、八岐大蛇退治をめぐる本文と異伝が並ぶ。古事記では退治後に須賀の地で宮を作る場面へ続く。

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