保呂羽山波宇志別神社の写真

神社

保呂羽山波宇志別神社

公開検証済みほろわさんはうしわけじんじゃ

保呂羽山波宇志別神社は秋田県横手市にある神社。名称、所在地、由緒を分け、道開き・健康の信仰文脈から地図でたどれる。

概要

保呂羽山波宇志別神社(ほろわさんはうしわけじんじゃ)は、秋田県横手市大森町八沢木に鎮座する神社。『延喜式神名帳』出羽国平鹿郡に「波宇志別神社」と所載される古社で、保呂羽山(標高 438m)を神体山として仰ぐ秋田県南部の山岳信仰の古社。社格は旧県社。

鎮座地

所在は秋田県横手市大森町八沢木字木根坂 51。横手盆地の西、秋田・山形県境に近い保呂羽山の山頂付近に本社、麓に里宮(拝殿)を配置する。社地は出羽山地北部の修験道圏に属し、月山・羽黒山(山形県)の出羽三山修験と祭祀的に連動する。

祀られる神格

主祭神は安閑天皇(あんかんてんのう、第二十七代天皇)と伝える。配祀に大物主神(おおものぬしのかみ)、保食神(うけもちのかみ)を祀る。大物主神は『古事記』上巻 大国主神段の段に大国主神の和魂(にぎみたま)として記される神格で、出羽の山岳神と習合した。

沿革

社伝では天平宝字元年(757 年)の創建と伝える。『延喜式神名帳』に「波宇志別神社」と所載され、平安期から崇敬を受けた古社。中世には保呂羽山修験の中心として霜月神楽(しもつきかぐら、国指定重要無形民俗文化財)の祭祀を担った。江戸期は久保田藩佐竹氏の崇敬を集めた。明治期に県社に列せられた。本殿・里宮は秋田県指定有形文化財。

主要祭礼

11 月 7 日の例祭の霜月神楽は、全国でも稀な徹夜の三十三番の神楽奉納で、国指定重要無形民俗文化財「保呂羽山の霜月神楽」として継承される。出羽三山修験の流れを汲む古儀神楽の代表事例。

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