嚴島神社の写真

神社

嚴島神社

公開検証済みいつくしまじんじゃ

嚴島神社は広島県にある神社。市杵島姫命との関係を持ち、芸能・財福の祈願領域から地図でたどれる。

概要

厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、広島県廿日市市宮島町に鎮座する神社で、安芸国一宮。主祭神は宗像三女神(市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命)。海上に立つ大鳥居と寝殿造の社殿で知られる古社で、世界文化遺産「厳島神社」の中心。社格は旧官幣中社。

鎮座地

所在は広島県廿日市市宮島町 1-1。瀬戸内海西部の厳島(宮島、いつくしま)北岸、弥山(みせん、標高 535m)の北麓に位置する。本殿・拝殿・回廊などの社殿は満潮時に海中に立つ。背後の弥山原始林は国の天然記念物で、島全体が古代以来「神を斎き祀る島(いつきしま)」として禁足の聖地。

祀られる神格

主祭神は宗像三女神。市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・田心姫命(たごりひめのみこと)・湍津姫命(たぎつひめのみこと)の三柱で、『古事記』上巻 誓約段に天照大御神と素戔嗚尊の剣の誓約から成った神々として記される。海上交通と漁業の神格で、福岡県の宗像大社・沖津宮の祭神と同神。中世以降は仏教の弁才天と習合し、平家一門の崇敬を集めた。

沿革

社伝では推古天皇元年(593 年)に佐伯鞍職(さえきのくらもと)が宗像三女神を勧請したのが起源。『延喜式神名帳』(927 年)には安芸国佐伯郡「伊都岐島神社(名神大)」と記される名神大社。仁安三年(1168 年)に平清盛が現在の海上社殿の原型を造営し、平家納経(国宝)を奉納した。本社本殿・拝殿・大鳥居(重要文化財・8 代目、明治八年・1875 年再建)、平家納経三十三巻(国宝)等を蔵する。

主要祭礼

旧暦 6 月 17 日の管絃祭(かんげんさい)は、平清盛時代に始まる海上の祭礼で、御座船で三女神を渡御する。1 月 2 日の二日祭、4 月 16–18 日の桃花祭、10 月の菊花祭が継承される。

読み解き

厳島神社は、瀬戸内の海上に社殿をひらく安芸国一宮である。祭神は市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命の宗像三女神。平清盛の崇敬と社殿整備によって平家一門の信仰と結びつき、『平家物語』にも厳島参詣の記述が残る。潮の満ち引きに応じて姿を変える社殿は、島と海を一体として拝する場を示している。

関連神格は宗像三女神で、海上交通と島そのものへの畏敬が重なる。出典: 『平家物語』、嚴島神社公式サイト、Wikipedia日本語版「厳島神社」。

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