神明宮の写真

神社

神明宮

公開検証済みじんめいぐう

神明宮は富山県にある神社。所在地と由緒を手がかりに、道開き・健康の信仰文脈から地図でたどれる。

概要

神明宮(しんめいぐう)は、富山県富山市諏訪川原に鎮座する神社。伊勢神宮の神霊を勧請した近世神明社の系譜を引く社で、富山藩前田家の崇敬を受けた旧県社。富山市内では諏訪神社と並ぶ中心的な近世神社。

鎮座地

所在は富山県富山市諏訪川原 1-7-25。神通川の左岸、富山市中心部の諏訪川原町に鎮座する。社地は富山藩城下町の西縁にあたり、近隣の諏訪神社・日枝神社と並んで近世富山の宗教景観の核を成す。境内地は近代の都市化を経つつも社叢を保持し、富山市指定保存樹を含む。

祀られる神格

主祭神は天照大御神。配祀に豊受大神(とようけのおおかみ)を祀る伊勢神宮内宮・外宮を写した祭祀構成。『古事記』上巻 神代段に天照大御神が記され、近世神明信仰の典型として伊勢神宮(三重県伊勢市)を本社とする勧請社の標準的祭祀構成を継承する。

沿革

社伝では中世末期の創建と伝えられ、近世初頭に伊勢神宮御師(おんし)の活動を通じて富山地方に展開した神明信仰の中核として整備された。富山藩前田家の崇敬を受け、藩主の参拝対象社の一つとして社領を維持した。明治四年(1871 年)に郷社、後に県社に列せられた。社殿は富山大空襲(昭和二十年・1945 年)で焼失し、戦後の再建を経て現在に至る。

主要祭礼

10 月の例大祭、6 月の夏越大祓、1 月の歳旦祭を中心とする。例大祭では近世神明社の伝統を継承した神事と神輿渡御が行われる。

出典

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