
記紀神話
天照大御神は記紀神話に位置づける神格。道開き・健康の祈願領域から、関係する神社や聖地へたどる入口になる。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、『古事記』『日本書紀』に記される高天原の主宰神で、太陽神格の天津神。伊邪那岐神が黄泉国から戻った後の禊で左の御目を洗った際に成った神とされ、月読命・建速須佐之男命とともに三貴子に数えられる。皇祖神として位置づけられ、伊勢神宮内宮の主祭神。
『古事記』上巻では、伊邪那岐神から高天原を委ねられた神として登場し、弟神 建速須佐之男命との誓約(うけひ)、天岩戸隠れ、邇邇芸命への天孫降臨の命など主要場面の中心に立つ。天岩戸段では「ここに天照大御神、見畏みて、天石屋戸を開きて、刺し許もり坐しき」と記され、天宇受売命の舞と思金神の策により再び姿を現す。『日本書紀』神代上 第七段一書にも、八咫鏡を御霊代として伝える叙述が見える。
父は伊邪那岐神。弟は月読命と建速須佐之男命。誓約により生まれた子神は天忍穂耳命を含む五男神で、孫が天孫降臨の主役 邇邇芸命。皇祖神として歴代天皇の系譜の起点に置かれ、『日本書紀』神代下では、邇邇芸命に三種の神器(八咫鏡・草薙剣・八尺瓊勾玉)を授ける場面が記される。
主たる鎮座社は伊勢神宮内宮(皇大神宮、三重県伊勢市)で、第十一代垂仁天皇の御代に倭姫命が現在地に奉斎したと『日本書紀』は伝える。20 年ごとの式年遷宮(直近は平成 25 年・2013 年)が古代から続き、全国の神明社の本宗としても崇敬される。
古事記 上巻 禊祓・岩戸隠れ段(天照大御神)
一次文献太安万侶(撰)
太安万侶撰「古事記」上巻、和銅5年(712年)成立。天照大御神の誕生・高天原支配・天岩戸神話を記す。國學院大學 古典文化学事業 デジタル版古事記による。
https://kojiki.kokugakuin.ac.jp/天照大御神 関連社寺由緒資料
機関資料各社寺・公的機関
天照大御神の祭祀・信仰上の性格を確認するための由緒資料。
Amaterasu-Ōmikami — Wikidata Q80083
二次資料Wikidata contributors
Wikidata structured data entry Q80083: Amaterasu-Ōmikami. 開放知識グラフによる構造化データ。
https://www.wikidata.org/wiki/Q80083天照大御神 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
天照大御神の概要に関する二次整理。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%85%A7%E5%A4%A7%E5%BE%A1%E7%A5%9E