神社
御岩神社を山中の社叢と地域の参詣地。
御岩神社(おいわじんじゃ)は、茨城県日立市入四間町に鎮座する神社。御岩山(おいわさん、標高 530 メートル)の山中に立ち、神仏習合の遺風を強く残す常陸国の山岳霊場として知られる。主祭神は国之常立神(くにのとこたちのかみ)・伊邪那岐神・伊邪那美神ほか多数の神格を祀る独特の祭祀構造を持つ。社格は旧県社。
所在は茨城県日立市入四間町 752。日立市の山あい、阿武隈山系南端の御岩山中腹に立つ。表参道は三本杉(県指定天然記念物、樹齢約 500 年)の脇から本殿、続いて斎神社・かびれ神宮・賀毘禮神宮(かびれじんぐう)の奥宮へと登る山岳参拝路を成す。御岩山山頂直下には磐座(いわくら)と呼ばれる巨石信仰の遺構があり、古代以来の自然崇拝の場として継承される。常陸国風土記の久慈郡条に登場する「賀毘禮の高峰」の比定地とされる古代信仰の聖地。
主祭神は国之常立神(くにのとこたちのかみ、『古事記』上巻 神世七代の冒頭に登場する天地開闢の根源神)・伊邪那岐神・伊邪那美神の三柱を中心に、配祀・境内社合わせて 188 柱の神格を祀るとされる。これは「日本国中の神々を祀る神社」として近年話題になった独特の祭祀構造で、伊勢神宮の天照大御神、出雲大社の大国主神、諏訪大社の建御名方神等の主要神格も摂社末社で祀られる。本殿背後の御岩山山頂直下「賀毘禮の高峰(かびれのたかみね)」が古代以来の御神体と位置づけられ、磐座信仰の遺構と本殿の祭祀が一体を成す。
創建年代は不詳だが、『常陸国風土記』(和銅六年・713 年成立)久慈郡条に「賀毘禮の高峰」として記載されることから、奈良時代以前から信仰されていたと考えられる。中世以降は水戸藩領内の山岳霊場として、近世には水戸藩主徳川光圀(みつくに、水戸黄門)の崇敬を受け、藩の祈願所として整備された。神仏習合期には御岩山大権現と称され、表参道沿いに大日堂・薬師堂・観音堂等の堂宇が並ぶ典型的な権現信仰の社寺一体景観を成した。明治の神仏分離で寺院部分は廃され、御岩神社として神道化されたが、現在も表参道に大日堂等の名残を留め、神仏習合の遺風を強く伝える。
5 月 4 日〜 5 日の例大祭、11 月の感謝祭、毎月 1 日の月次祭が中心。古来 11 月の新嘗祭にあたる感謝祭は山の収穫と恵みを神に奉告する祭礼として継承される。近年は山岳参拝・自然崇拝の聖地として広く知られるようになり、参詣者が増加している。
御岩神社 由緒・所在地資料
機関資料各社寺・公的機関
御岩神社の名称・所在地・由緒を確認するための社寺・公的機関の公開資料。
御岩神社 公式・公的由緒資料
機関資料御岩神社の由緒、所在地、参詣圏を確認するための公式・公的資料。
御岩神社 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
御岩神社の名称・所在地・座標を確認するため、Wikidata item Q30937600 と日本語版 Wikipedia を参照。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E5%B2%A9%E7%A5%9E%E7%A4%BE御岩神社 地域資料・百科資料
二次資料御岩神社の名称、所在地、歴史的背景を補助的に確認する二次資料。