素盞嗚神社の写真

神社

素盞嗚神社

公開検証済みすさのおじんじゃ

素盞嗚神社は兵庫県にある神社。所在地と由緒を手がかりに、厄除け・勝運の信仰文脈から地図でたどれる。

概要

素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)は、兵庫県神戸市長田区など兵庫県内に鎮座する神社の総称(複数社あり)。素戔嗚尊を主祭神とする祇園系・牛頭天王系信仰の継承社で、近世以前の祇園社・牛頭天王社が明治期の神仏分離で素盞嗚神社に改称した事例が多い。

鎮座地

所在は兵庫県神戸市長田区などと伝える。神戸市域の素盞嗚神社は六甲山系南麓の低地に鎮座し、近隣には長田神社(神戸市長田区長田町、官幣中社)・湊川神社(神戸市中央区多聞通)など兵庫県南部の主要社が点在する。瀬戸内海沿岸の港湾都市の在地祭祀景観の一角を成す。

祀られる神格

主祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)。京都府京都市東山区の八坂神社(旧祇園社)・愛知県津島市の津島神社などを本社とする祇園系信仰の祭祀構成を継承する。『古事記』上巻 八岐大蛇退治段で素戔嗚尊が出雲国斐伊川上流で八岐大蛇を退治し稲田比売命を娶った神話を本拠とする神格で、近世以前の牛頭天王信仰(疫病除けの神)と習合した習合祭神を継承する。

沿革

創建年代は不詳。中世以前の在地祇園社・牛頭天王社に発する社で、明治元年(1868 年)の神仏分離令により祇園社・牛頭天王社の称号が廃止され、祭神の本地仏的位置にあった牛頭天王が記紀神話の素戔嗚尊に整理された結果、「素盞嗚神社」と改称されたと伝える事例が多い。近世以前は祇園祭・天王祭などの疫病除け祭祀の拠点として地域に親しまれた。明治期に村社の格を経て継承され、戦後は神社本庁登録社として地域氏子により祭祀が継承されている。

主要祭礼

7 月の祇園祭(夏祭)、10 月の例祭が中心。京都八坂神社・津島神社と共通する祇園信仰の年中行事を継承する。

出典

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