
神社
若狭彦神社は福井県にある神社。所在地と由緒を手がかりに、道開き・健康の信仰文脈から地図でたどれる。
若狭彦神社(わかさひこじんじゃ)は、福井県小浜市龍前に鎮座する若狭国一宮の上社。彦火火出見尊を主祭神とし、姫神を祀る若狭姫神社(下社)と一対で若狭国一宮を構成する。社格は旧国幣中社。
所在は福井県小浜市龍前 28-7。若狭湾に注ぐ遠敷川(おにゅうがわ)の上流、上社の若狭彦神社が龍前に、下社の若狭姫神社(同市遠敷)が約 1.5km 下流に鎮座する。背後の白石山を御神体として遥拝する位置にあり、若狭の山岳信仰と海上信仰の結節点を成す。境内の千年杉(若狭彦・姫共に巨木が伝わる)は福井県天然記念物。
主祭神は彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと、山幸彦)。妃神の豊玉姫命を祀る若狭姫神社(下社)と一対で、海幸山幸神話圏の祭祀構成を継承する。『古事記』上巻 海幸山幸段に、兄海幸彦に借りた釣針を失った山幸彦が海神宮を訪れ、海神の娘豊玉姫と結ばれ、神武天皇の祖父神となる物語が記される。関連社の鵜戸神宮(宮崎県、彦火火出見尊と豊玉姫の御子神鸕鶿草葺不合尊を祀る)、青島神社(宮崎県、山幸彦縁地)と共に海幸山幸神話圏の祭祀ラインを構成する。
社伝では霊亀元年(715 年)の創祀と伝える。延喜式神名帳に「若狭国遠敷郡 若狭比古神社 二座 並名神大」と登載され、平安期に名神大社の格を得た。中世以降は若狭国一宮として国府・守護の崇敬を受け、近世は小浜藩酒井家の崇敬社。本殿・拝殿は宝永 5 年(1708 年)の造営で、福井県指定文化財。
3 月 10 日(旧暦 2 月)のお水送り神事が代表祭礼。若狭神宮寺(隣接の天台宗寺院)の閼伽井から汲んだ霊水を遠敷川上流の鵜の瀬から流し、奈良東大寺二月堂のお水取り(3 月 12 日)に届く「お水送り・お水取り」の古式神事として、若狭と大和の祭祀連関を継承する。
若狭彦神社 由緒・所在地資料
機関資料各社寺・公的機関
若狭彦神社の名称・所在地・由緒を確認するための社寺・公的機関の公開資料。
若狭彦神社 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
若狭彦神社の名称・所在地・座標を確認するため、Wikidata item Q11616630 と日本語版 Wikipedia を参照。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E7%8B%AD%E5%BD%A6%E7%A5%9E%E7%A4%BE