
寺院
薬師寺を白鳳伽藍と薬師信仰の文脈から整理する。
薬師寺(やくしじ)は、奈良県奈良市西ノ京町に所在する法相宗の大本山。天武天皇九年(680 年)に天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈って発願した古代寺院で、東塔・薬師三尊像が国宝。世界遺産「古都奈良の文化財」の構成資産。
所在は奈良県奈良市西ノ京町 457。平城京右京六条二坊、近隣の唐招提寺(とうしょうだいじ)と並ぶ西の京の代表的伽藍。和銅三年(710 年)の平城遷都に伴い飛鳥藤原京から移転したもので、創建当初の白鳳建築様式を伝える東塔(高さ 34.1m、三重塔だが各層に裳階・もこしを付け六重に見える)が屹立する。
金堂本尊は薬師如来坐像(国宝、白鳳期銅造)。脇侍に日光菩薩・月光菩薩を安置し、薬師三尊と称される白鳳彫刻の最高傑作。東院堂には聖観世音菩薩立像(国宝)、玄奘三蔵院伽藍には玄奘三蔵頂骨を奉安する。薬師如来は東方瑠璃光浄土の主尊で、唐招提寺の盧舎那仏とともに天平・白鳳期の代表的尊像として奈良西の京の信仰景観を成す。
天武天皇九年(680 年)、天武天皇の発願で藤原京に造営開始。文武天皇二年(698 年)に伽藍が概成、和銅三年(710 年)の平城遷都に伴い現在地へ移建された。享禄元年(1528 年)の戦火で東塔以外の主要伽藍を焼失し、東塔のみが白鳳建築の遺構として残った。昭和五十六年(1981 年)に西塔再建、平成十五年(2003 年)に大講堂再建、平成二十九年(2017 年)に食堂再建と高田好胤管主以来の白鳳伽藍復興事業が継続。国指定文化財データベースでは国宝七件、重要文化財多数を擁する。
3 月 30 日〜4 月 5 日の修二会花会式(しゅにえはなえしき)は十一面悔過の法会で、造花十種を本尊に供する古式祭礼として奈良県の春の風物詩。8 月 13-15 日の盂蘭盆会、1 月 1-3 日の修正会も継承される。
薬師寺 由緒・所在地資料
機関資料各社寺・公的機関
薬師寺の名称・所在地・由緒を確認するための社寺・公的機関の公開資料。
薬師寺 公式・公的由緒資料
機関資料薬師寺の由緒、所在地、参詣圏を確認するための公式・公的資料。
薬師寺 - Wikipedia 日本語版
Wikipedia contributors
薬師寺の名称・所在地・座標を確認するため、Wikidata item Q945913 と日本語版 Wikipedia を参照。
薬師寺 地域資料・百科資料
二次資料薬師寺の名称、所在地、歴史的背景を補助的に確認する二次資料。