
神器
鹿島神宮直刀は、鹿島神宮に伝わる直刀として、武神祭祀と古代刀剣の記憶を結ぶ。
鹿島神宮直刀(かしまじんぐうちょくとう)は、鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)に伝来する全長約2.71m、刃長約2.24mの直刀で、奈良時代の作と推定される国内最大級の古刀である。同社の伝承では建御雷神(たけみかづちのかみ)の韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)と重ねて伝えられる。
鹿島神宮は『常陸国風土記』香島郡条にも記される古社で、建御雷神を主祭神とする。『古事記』上巻 国譲り段では、建御雷神が天鳥船神とともに出雲に下り、大国主神に国譲りを迫る場面が記され、建御雷神は剣の神格としても伝えられる。社伝はこの剣を韴霊剣と同体と説き、東国経営と武神祭祀の象徴として奉斎してきた。
鹿島神宮境内の宝物館に収蔵・展示される。鞘は外装も含めて奈良時代の様式をよく残す。
昭和28年(1953年)に国宝(工芸品・刀剣)に指定された(文化庁 国指定文化財等データベース 直刀・黒漆平文大刀拵 鹿島神宮)。
国指定文化財等データベース 直刀(鹿島神宮)
機関資料文化庁
国指定文化財等データベース 直刀(鹿島神宮)に基づく鹿島神宮直刀の主要典拠。
https://kunishitei.bunka.go.jp/鹿島神宮 宝物資料
二次資料鹿島神宮 宝物資料を参照した鹿島神宮直刀の補助確認。
https://kashimajingu.jp/