
宝物
海獣葡萄鏡は、香取神宮に伝わる銅鏡として、古代東アジアの文様と神社奉納の記憶を伝える。
海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)は、香取神宮(千葉県香取市香取)に伝来する直径約29.6cmの大型銅鏡で、唐式の海獣葡萄文を鋳出す。奈良時代の請来鏡とされ、古代東アジア交流の証左として位置づけられる。
香取神宮は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)を主祭神とする下総国一宮で、『日本書紀』神代下 葦原中国平定段では、経津主神が建御雷神とともに出雲に下り国譲りを成就させたと記される。鏡は唐において流行した海獣葡萄文を踏襲する精巧な意匠で、奈良時代に請来あるいは模鋳されたと考えられている。鹿島神宮(武甕槌大神)とともに東国経営の要として朝廷の崇敬を受け、宝物の奉納も篤かった。
香取神宮境内の宝物館に収蔵・展示される。
昭和28年(1953年)に国宝(工芸品)に指定された(文化庁 国指定文化財等データベース 海獣葡萄鏡 香取神宮)。
国指定文化財等データベース 海獣葡萄鏡
機関資料文化庁
国指定文化財等データベース 海獣葡萄鏡に基づく海獣葡萄鏡の主要典拠。
https://kunishitei.bunka.go.jp/香取神宮 宝物資料
二次資料香取神宮 宝物資料を参照した海獣葡萄鏡の補助確認。
https://katori-jingu.or.jp/あなたの縁
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