
宝物
宗像大社沖津宮祭祀遺物は、沖ノ島祭祀に関わる遺物群で、海上交通と宗像三女神の祭祀を考える重要な資料。
宗像大社沖津宮祭祀遺物(むなかたたいしゃおきつみやさいしいぶつ)は、玄界灘の孤島である沖ノ島(おきのしま、福岡県宗像市)の祭祀遺跡から出土した古代祭祀の遺物群で、銅鏡・勾玉・金製指輪・金銅製馬具・武具など総数約八万点に及ぶ。「海の正倉院」とも呼ばれる。
沖ノ島は宗像三女神の一柱、田心姫神(たごりひめのかみ)を祀る沖津宮の鎮座地で、四世紀後半から九世紀末までの約五百年間にわたり国家的な祭祀が営まれた。『日本書紀』神代上 第六段一書には、天照大御神と須佐之男命の誓約で生まれた三女神が筑紫の宗像に降ったと記される。海上交通の安全を祈る祭祀が、岩上・岩陰・半岩陰半露天・露天と時代を追って変遷した遺構が島上に良好に残る。
宗像大社辺津宮(福岡県宗像市田島)境内の神宝館に収蔵・展示される。沖ノ島本体は現在も信仰の対象として一般の上陸を禁じる。
昭和37年(1962年)以降に国宝(考古資料)に一括指定された(文化庁 国指定文化財等データベース 福岡県宗像大社沖津宮祭祀遺跡出土品)。平成29年(2017年)には沖ノ島を含む関連遺跡群が世界遺産に登録された。
国指定文化財等データベース 宗像大社沖津宮祭祀遺物
機関資料文化庁
国指定文化財等データベース 宗像大社沖津宮祭祀遺物に基づく宗像大社沖津宮祭祀遺物の主要典拠。
https://kunishitei.bunka.go.jp/宗像大社 神宝館資料
二次資料宗像大社 神宝館資料を参照した宗像大社沖津宮祭祀遺物の補助確認。
https://munakata-taisha.or.jp/