
記紀神話
伊弉諾の禊から生まれた、黄泉の穢を象徴する古事記の禍津神。
大禍津日神は古事記上巻の禊祓段に登場する禍津神と記される。伊邪那岐命が黄泉国から帰還して阿波岐原で禊を行った際、黄泉の穢から生まれた二柱の神の第二として記される。
古事記上巻、伊邪那岐命が黄泉から戻り橘小門の阿波岐原で禊を行ったとき、中の瀬にて八十禍津日神とともに大禍津日神が生まれたと記される。
伊邪那岐命の禊によって黄泉の穢から成った二柱の禍津神の一柱とされる。続いて誕生する神直毘神・大直毘神・伊豆能売神らによって禍が直されたとされる。
専門の社は少ないが、各地の祓戸社・厄除社で祀られる例がある。神道祭祀における大祓詞では禍を祓う対象として言及される。
災厄・穢れを司る神とされるが、禍を直す直毘神とセットで語られることが多い。本居宣長と平田篤胤の間で禍津神の神学的解釈に論争が交わされてきたとされる。
古事記 校訂 上
一次文献神宮教院
古事記上巻 禊祓段。伊邪那岐命が黄泉より帰り阿波岐原にて禊を行った際、八十禍津日神・大禍津日神の二柱が生れた
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/772097大禍津日神 — 國學院大學 古典文化学事業 神名データベース
機関資料國學院大學
伊耶那岐神が禊を行った際、中の瀬で清められた時に誕生した二柱の神のうち第二の神
https://kojiki.kokugakuin.ac.jp/shinmei/omagatsuhinokami/