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記紀神話

龍田姫

公開検証済みたつたひめ自然神

古今和歌集にも詠まれた、秋と風を司る女神。龍田大社に祀られる。

概要

龍田姫は秋を司る女神と記される。春の女神・佐保姫と対置される歌枕的神格として平安以降の和歌に多く詠まれてきた。

出典上の登場場面

古今和歌集 巻第五(秋歌下)第298番に「竜田ひめたむくる神のあれはこそ秋のこのはのぬさとちるらめ」(兼覧王)と詠まれる。延喜式神名帳には龍田大社が「龍田坐天御柱国御柱神社二座 並名神大」として列せられる。

系譜

古事記・日本書紀には直接登場しないが、平城京の西に位置する竜田山の神霊を女神格化したものとされる。龍田大社の主祭神は天御柱命・国御柱命(志那都比古・志那都比売)であり、龍田姫は摂社の祭神。

信仰・祭祀

奈良県生駒郡三郷町の龍田大社(式内名神大社)に配祀神として祀られている。摂社龍田比売社が龍田姫を祭る。

別名・異伝

五行説では西は秋に通じ、平城京の西に位置する竜田山の神霊が秋の女神として神格化されたと伝えられる。紅葉・秋風を司る女神として、染め物・機織りの守護神ともされる。

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