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記紀神話

八束水臣津野命

公開検証済みやつかみずおみつぬのみこと出雲系譜

出雲国風土記の「国引き神話」で四つの地を綱で引き寄せたとされる神。

概要

八束水臣津野命は出雲国風土記意宇郡条「国引き神話」の主人公と記される。古事記では「淤美豆奴神」と表記され、須佐之男命の4世孫にあたる国津神とされる。

出典上の登場場面

出雲国風土記(713年成立)意宇郡条にて、「狭布の稚国なるかも、初国小さく作らせり、故、作り縫はな」と述べ、志羅紀・北門佐岐・北門農波・高志の余剰地を三身の綱で四度引き寄せ縫い合わせたと記される。

系譜

古事記では大国主神に至る系譜の中で、布怒豆怒神の娘・布帝耳神を娶って天之冬衣神を生んだとされる。出雲神話の系譜上、重要な位置を占める神とされる。

信仰・祭祀

島根県出雲市西園町の長浜神社(旧県社)に主祭神として祀られている。元県社・島根県神社庁特別神社として地域信仰を集めてきた。

別名・異伝

国引き神話の主神として、開拓・国土創成・農耕の守護神とされる。「八束水(やつかみず)」は豊かな水を象徴し、出雲の地に水と土を結びつけた神格と伝えられる。

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