神社
榛名神社を榛名山信仰と岩峰の参道から整理する。
榛名神社(はるなじんじゃ)は、群馬県高崎市榛名山町に鎮座する神社。榛名山(標高 1,449 メートル)の中腹、奇岩・巨石の連なる渓谷沿いに鎮座する関東有数の山岳霊場で、上野国六宮、現在は別表神社。主祭神は火産霊神(ほむすびのかみ)・埴山姫神(はにやまひめのかみ)。
所在は群馬県高崎市榛名山町 849。榛名山の南東中腹、標高約 850 メートルの渓谷に立ち、神橋から本社まで約 700 メートルの参道は「榛名神社渓谷」と呼ばれる奇岩・滝・巨杉の景観で知られる。御姿岩(みすがたいわ)と呼ばれる本殿背後の岩峰そのものを御神体とし、岩窟の内部に本殿が嵌め込まれる独特の建築形式を持つ。隣接の赤城神社(前橋市)・妙義神社(富岡市)とともに「上毛三山」を成し、上野国の山岳信仰圏の中軸を担う。
主祭神は火産霊神(ほむすびのかみ、火の神・カグツチの別名)と埴山姫神(はにやまひめのかみ、土の神)。両神は『古事記』上巻 神生み段で、伊邪那美神が火の神カグツチを生んだ際に死に瀕し、土の神埴山姫神を生んだという神話に基づく。火と土の対偶神を祀る独特の祭祀構造は、榛名山が古来「火の山」(火山)と「土の山」(農耕の母)の両義性を持つことに対応する。配祀に大山祇神・大物主神・木花開耶姫神を祀る。赤城神社(赤城大神)・妙義神社(日本武尊系)と並ぶ上毛三山の鎮守として位置づけられる。
社伝では用明天皇元年(586 年)の創建と伝えられる。『延喜式神名帳』(延長五年・927 年)上野国群馬郡条に「榛名神社」と記載され、上野国六宮として中世以来格式を保った。中世には天台系の修験道場として「榛名山満行宮」と称され、関東山岳修験の重要拠点を成した。江戸期には榛名講(はるなこう)が江戸庶民に広く組まれ、武蔵・上野・下野からの代参が盛んであった。明治の神仏分離で寺院部分は廃され、現在の社殿群(本殿・幣殿・拝殿・国祖社・額殿・神楽殿等)は江戸後期文化年間(1804-1818 年)の再建で、いずれも国指定重要文化財。
5 月 5 日の例大祭(大祭式神楽奉納)、10 月の秋季大祭が中心。神楽殿で奉納される榛名神社神代神楽(はるなじんじゃじんだいかぐら、群馬県指定重要無形民俗文化財)は江戸期以来の伝統を伝える里神楽で、岩戸開・剣の舞・五穀祈年などの演目が継承される。
榛名神社 由緒・所在地資料
機関資料各社寺・公的機関
榛名神社の名称・所在地・由緒を確認するための社寺・公的機関の公開資料。
榛名神社 公式・公的由緒資料
機関資料榛名神社の由緒、所在地、参詣圏を確認するための公式・公的資料。
榛名神社 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
榛名神社の名称・所在地・座標を確認するため、Wikidata item Q3128007 と日本語版 Wikipedia を参照。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A6%9B%E5%90%8D%E7%A5%9E%E7%A4%BE榛名神社 地域資料・百科資料
二次資料榛名神社の名称、所在地、歴史的背景を補助的に確認する二次資料。