出雲大社の写真

神社

出雲大社

公開検証済みいずもおおやしろ

出雲大社は島根県にある神社。大国主神との関係を持ち、縁結び・道開きの祈願領域から地図でたどれる。

概要

出雲大社(いずもおおやしろ)は、島根県出雲市大社町に鎮座する神社で、主祭神は大国主大神。古代より「出雲国造(いずものくにのみやつこ)」が祭祀を司り、現在も世襲で奉仕する。本殿は大社造(たいしゃづくり)の代表例で、1952 年に国宝に指定された。

鎮座地

所在は島根県出雲市大社町杵築東 195。神域は出雲平野の西、八雲山を背にして広がる。古代には現在の本殿よりも遥かに高い建物が存在したと伝えられ、平安期の口遊(くちずさみ)「雲太、和二、京三」は出雲大社・東大寺大仏殿・平安京大極殿の順で高い建築を讃えた語とされる。2000 年に境内から鎌倉期再建時の心御柱の遺構(直径約 1.3m の杉柱を 3 本束ねた直径約 3m の柱根)が発見され、高層建築説が考古学的に裏付けられた。

祀られる神格

主祭神は大国主大神。『古事記』の国譲り神話では、大国主神は葦原中国を高天原側に譲り渡し、その代償として壮麗な宮の造営を求めた。これが出雲大社の起源伝承とされる(『古事記』上巻 葦原中国平定段)。御子神の事代主神・建御名方神も国譲り段で重要な役割を担い、それぞれ出雲系神話の重要な結節点となる。

沿革

創建年代は不詳だが、『古事記』『日本書紀』の国譲り段に天日隅宮(あめのひすみのみや)の名で記され、創建神話を持つ。『延喜式神名帳』(927 年)には「杵築大社」と記される名神大社。明治の神仏分離後、1871 年(明治 4 年)に「出雲大社」と改称。本殿の修造を伴う遷宮は概ね 60 年に一度行われ、直近は 2013 年(平成 25 年)の平成大遷宮。

主要祭礼

旧暦 10 月の神在祭(かみありさい、11 月下旬頃)は出雲大社を象徴する祭礼で、全国の八百万の神々が出雲に集まるとする神在月(かみありづき)の中心行事。期間中は神議り(かみはかり)が行われると伝えられる。他に 5 月の例大祭、6 月の凉殿祭(すずみどののまつり)などが年中行事として続く。

読み解き

出雲大社は、大国主大神を祀る出雲の大社である。『古事記』上巻の国譲りでは、大国主神が国土を譲る条件として天つ神の御子に劣らぬ宮を求めたと語られ、出雲の巨大な宮の由緒へ結びつく。現在の祭神理解や社名の表記は出雲大社公式由緒に拠る。大社造の本殿と神在祭の記憶は、国造りの神が出雲に鎮まるという物語を今に伝える。

関連神格は大国主大神を中心に、国譲りで対峙する武甕槌神、天照大御神へ広がる。出典: 『古事記』上巻、出雲大社公式サイト、Wikipedia日本語版「出雲大社」。

出典

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