鹿島大神宮の写真

神社

鹿島大神宮

公開検証済みかしまだいじんぐう

鹿島大神宮は福島県にある神社。所在地と由緒を手がかりに、勝運・厄除けの信仰文脈から地図でたどれる。

概要

鹿島大神宮(かしまだいじんぐう)は、福島県耶麻郡猪苗代町金田に鎮座する神社。常陸国一宮の鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)を本社とする地方鹿島社で、会津地方の郷社。

鎮座地

所在は福島県耶麻郡猪苗代町字金田 5944。猪苗代湖の北東、磐梯山(ばんだいさん)の南麓に位置する金田集落に鎮座する。社地は猪苗代盆地の北縁にあたり、近隣の磐椅神社(猪苗代町)・伊佐須美神社(会津美里町)と共に会津地方の中世景観祭祀の場の一つを成す。会津若松城下からも比較的近く、奥州街道の沿線。

祀られる神格

主祭神は武甕槌神(たけみかづちのかみ)。『古事記』上巻 葦原中国平定段に大国主神に国譲りを迫り、建御名方神と力競べを行った武神として記される。常陸国一宮の鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)を本社とし、関東・東北地方に展開した鹿島信仰の地方分社的位置にある。配祀に経津主神(ふつぬしのかみ)を祀ると伝え、千葉県香取神宮の祭神との祭祀構成を共有する。

沿革

社伝では延暦年間(782-806)に坂上田村麻呂(さかのうえの たむらまろ、758-811)が東北征討に際し、鹿島神宮から勧請したのを起源と伝える。中世以降は会津地方の鎮守の一つとして崇敬を集め、戦国期は蘆名氏、後の伊達氏・上杉氏・蒲生氏・松平氏の各代会津領主の崇敬を受けた。江戸期は会津藩松平氏の領内で郷社的位置を占めた。明治四年(1871 年)に村社、後に郷社に列せられた。

主要祭礼

9 月の例大祭が地域祭祀の中心。会津地方の中世武家祭祀の系譜を継承する祭礼として継続する。

出典

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