
神社
真清田神社を尾張国一宮と地域の鎮守。
真清田神社(ますみだじんじゃ)は、愛知県一宮市真清田に鎮座する神社。尾張国一宮で、社名「一宮」が市名の由来となった尾張国の中軸社。主祭神は天火明命(あめのほあかりのみこと)。社格は旧国幣中社、現在は別表神社。
所在は愛知県一宮市真清田 1-2-1。尾張平野中央部、木曽川と濃尾平野の中心に立ち、JR・名鉄一宮駅から徒歩約 10 分の市街地中心部にある。境内は約一万坪、本殿・拝殿は伊勢神宮系の神明造を基調とした近代再建で、参道は南面する古制を継承する。同じ尾張国の式内社である熱田神宮(名古屋市熱田区、三種の神器の草薙剣を祀る)と並ぶ尾張国祭祀の中軸を担い、尾張国二宮の大県神社(犬山市)・三宮の熱田神宮と合わせて尾張国の社格序列を構成する。
主祭神は天火明命(あめのほあかりのみこと)。天火明命は『先代旧事本紀』天孫本紀で饒速日命(にぎはやひのみこと)と同神とされ、尾張連(おわりのむらじ)・尾張氏の祖神として位置づけられる。配祀に天香山命(あめのかぐやまのみこと、天火明命の子神、尾張国造の祖)。『古事記』『日本書紀』では天火明命は瓊瓊杵尊の兄神として登場し、天孫降臨に先立ち地上に降臨した神格と記される。尾張氏は古代の有力豪族で、熱田神宮の祭祀(草薙剣の伝承)にも関与し、真清田神社・熱田神宮は尾張氏祭祀の双璧を成す。
社伝では神武天皇三十三年(紀元前 628 年)の創建と伝えられる。『延喜式神名帳』(延長五年・927 年)尾張国中島郡条に「真墨田神社 名神大」と記載される名神大社で、尾張国一宮。中世には源氏・足利氏・織田氏・徳川氏ら歴代武家の崇敬を受け、特に織田信長は尾張国出身として当社を篤く崇敬した。江戸期は尾張藩主徳川氏の祈願所として庇護を受け、近代には国幣中社に列せられた。第二次世界大戦の戦災で社殿の多くを焼失、戦後昭和三十二年(1957 年)に本殿・拝殿等が再建された。
4 月 3 日の桃花祭(とうかさい、愛知県指定無形民俗文化財)は奈良時代以来の古制を伝える例祭で、神饌として桃の花を捧げる独特の意匠で知られる。7 月の七夕まつりは一宮市の市民祭として現在も継承される。一宮市の市名そのものが当社の社格に由来する地縁の社として、現在も地域信仰の中軸を担う。
真清田神社 由緒・所在地資料
機関資料各社寺・公的機関
真清田神社の名称・所在地・由緒を確認するための社寺・公的機関の公開資料。
真清田神社 公式・公的由緒資料
機関資料真清田神社の由緒、所在地、参詣圏を確認するための公式・公的資料。
真清田神社 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
真清田神社の名称・所在地・座標を確認するため、Wikidata item Q705916 と日本語版 Wikipedia を参照。
真清田神社 地域資料・百科資料
二次資料真清田神社の名称、所在地、歴史的背景を補助的に確認する二次資料。