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神社

温泉神社

公開検証済みおんせんじんじゃ

温泉神社は、島根県雲南市木次町湯村に鎮座する神社。大己貴命・少彦名命と足名椎・手名椎を祀る。

概要

温泉神社(おんせんじんじゃ)は、島根県雲南市木次町湯村に鎮座する神社。主祭神は大己貴命(おおなむちのみこと、大穴牟遅神)・少彦名命(すくなひこなのみこと)・足名椎命(あしなづちのみこと)・手名椎命(てなづちのみこと)。出雲国の温泉地に鎮まる古社で、八岐大蛇神話に登場する足名椎・手名椎を祀る数少ない神社。

鎮座地

所在は島根県雲南市木次町湯村 1060。出雲平野の南、斐伊川中流域の山間部、湯村温泉(出雲湯村温泉)の地に鎮座する。湯村温泉は『出雲国風土記』(733 年)大原郡条に「漆仁川辺薬湯(しちにかわべのくすりゆ)」として記される古湯で、出雲国の温泉信仰の中核地。

祀られる神格

主祭神は大己貴命・少彦名命の温泉守護神二柱と、足名椎命・手名椎命の出雲神話神二柱。大己貴命と少彦名命は『古事記』上巻 大国主神段で国造り・医薬を担う神格として併祀される。足名椎命・手名椎命は『古事記』上巻 八岐大蛇段で素戔嗚尊に櫛名田比売を娶せた老夫婦神で、出雲斐伊川流域の地縁神。温泉と医薬・八岐大蛇神話の地縁が一社に結ばれる。

沿革

社伝では、出雲国造の祖が湯村の薬湯を発見した際に温泉守護の神を祀ったのが起源と伝えられる。『出雲国風土記』に記される薬湯と古代より関わり、近世以降は湯村温泉の鎮守として崇敬された。明治期に村社に列せられ、現在も湯村温泉の鎮守社として継承される。八岐大蛇神話の現地縁起と結びつく式内社級の古社。

主要祭礼

10 月の例祭、節分祭、夏越大祓など年中行事が温泉守護の祭祀として継承される。湯村温泉の旅館・住民による奉仕で温泉感謝祭が行われ、出雲神話の地縁を伝える祭祀文化が継続する。

出典

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