
神社
枚岡神社(ひらおかじんじゃ)は、大阪府東大阪市出雲井町(いずもいちょう)にある神社。式内社(名神大社)、河内国一宮。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
枚岡神社(ひらおかじんじゃ)は、大阪府東大阪市出雲井町(いずもいちょう)に鎮座する神社。式内社(名神大社)、河内国一宮。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。中臣氏(後の藤原氏)の祖神を祀り、春日大社(奈良県奈良市)の元宮として「元春日」とも称される。
所在は大阪府東大阪市出雲井町 7-16。河内国河内郡、生駒山地西麓の枚岡山中腹に鎮座する。社地は生駒山の神奈備として古来の山岳祭祀景観を残し、大和国と河内国を結ぶ暗峠(くらがりとうげ)越え街道に近接する。社頭の「出雲井」の地名は古代の井戸祭祀に由来すると伝えられる。
主祭神は天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売御神(ひめみかみ)。配祀に経津主命(ふつぬしのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)。天児屋根命は『古事記』上巻 天石屋戸段で天岩戸の前で祝詞を奏した神で、中臣氏(藤原氏)の祖神。神護景雲二年(768 年)に当社の祭神二柱が春日大社に勧請されたと伝えられ、春日大社の四柱のうち天児屋根命・比売御神の本源社と位置づけられる。
社伝では神武天皇の御代、神津嶽(かみつだけ、現本社背後の山頂磐座)に天児屋根命・比売御神を祀ったのを創祀とし、白雉元年(650 年)に現在地に遷座したと伝えられる。『延喜式神名帳』河内国河内郡条に「枚岡神社 四座 並名神大 月次相嘗新嘗」として記され、平安初期に名神大社として国家祭祀の対象であった。中世に河内国一宮、近世に官幣大社となり、明治期にも官幣大社の社格を維持した。
2 月の粥占神事、10 月の秋郷祭が中心。粥占神事は小豆粥を炊いて農作物の豊凶を占う古式神事で、平安期以来の継承伝承を持つ。秋郷祭は河内地方最大級の祭礼で、太鼓台 23 台が地域を巡幸する。
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