曽我八幡宮の写真

神社

曽我八幡宮

公開検証済みそがはちまんぐう

曽我八幡宮は静岡県にある神社。所在地と由緒を手がかりに、勝運・厄除けの信仰文脈から地図でたどれる。

概要

曽我八幡宮(そがはちまんぐう)は、静岡県富士市久沢に鎮座する神社。曽我兄弟(曽我十郎祐成・五郎時致、建久四年・1193 年の富士の巻狩での仇討で知られる)を祀る八幡社で、富士山麓の在地祭祀と中世武家伝承が結合した独自の祭祀地。

鎮座地

所在は静岡県富士市久沢 229。富士市西部、富士山南麓の扇状地に鎮座する。社地は曽我兄弟の仇討の舞台となった富士の巻狩跡近傍に位置し、近隣には富士山本宮浅間大社(富士宮市)など富士山麓の主要社が点在する。富士山西南麓の中世武家伝承を継承する祭祀景観の一角を成す。

祀られる神格

主祭神は誉田別命(応神天皇)。配祀に曽我十郎祐成・曽我五郎時致の兄弟を併祀する。豊前国宇佐神宮を本社とする全国八幡信仰の祭祀構成に、鎌倉期の武家伝承「曽我物語」の主人公兄弟を加えた独自の祭祀構成。曽我兄弟は父河津祐泰の仇を討つために 17 年を費やし、建久四年(1193 年)の富士の巻狩で工藤祐経を討った武家説話の中核人物。

沿革

社伝では建久四年(1193 年)の曽我兄弟仇討の後、地元住民が兄弟の霊を慰めるために祀ったのを起源と伝える。中世以降は富士山西南麓の在地鎮守として継承され、近世は駿河国の中世武家伝承の祭祀拠点として親しまれた。明治期に村社の格を経て継承され、戦後は神社本庁登録社として継承される。曽我兄弟ゆかりの史跡群(富士市内の曽我神社・五郎の首洗井戸など)と一体の伝承景観を成す。

主要祭礼

5 月の曽我まつりが中心。曽我兄弟の仇討伝承を継承する年中行事として地域に根づく。

出典

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