宇佐神宮の写真

神社

宇佐神宮

公開検証済みうさじんぐう

宇佐神宮は大分県にある神社。八幡神との関係を持ち、勝運・厄除けの祈願領域から地図でたどれる。

概要

宇佐神宮(うさじんぐう)は、大分県宇佐市南宇佐に鎮座する神社で、豊前国一宮。全国約四万社の八幡宮の総本宮。主祭神は八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后の三柱。社格は旧官幣大社で、伊勢神宮に次ぐ宗廟として朝廷の崇敬を受けた古社。

鎮座地

所在は大分県宇佐市南宇佐 2859。瀬戸内海沿岸の豊前平野西部、駅館川(やっかんがわ)下流域の小椋山(おぐらやま、亀山)に鎮座する。境内は約 86 万平方メートルで、上宮・下宮の二宮構成。古代より宇佐地方は北部九州の交通・祭祀の要衝で、海と陸の結節点に位置する。

祀られる神格

一之御殿は八幡大神(応神天皇)、二之御殿は比売大神(ひめおおかみ、宗像三女神)、三之御殿は神功皇后。八幡大神は応神天皇の神霊とされ、奈良時代より天皇家の宗廟・武門の祖神として崇敬された。比売大神は宗像三女神(多紀理毘売命・市寸島比売命・多岐都比売命)を併せて祀る。

沿革

社伝では、欽明天皇三十二年(571 年)に大神比義(おおがのひぎ)により八幡神の託宣を受けて創建されたと伝えられる。『続日本紀』には天平勝宝元年(749 年)の宇佐八幡神託、神護景雲三年(769 年)の道鏡事件における宇佐八幡神託など、奈良朝の政治史に深く関わる記事が複数残る。本殿三棟は国宝、参道の呉橋ほか多数の建造物が重要文化財。

主要祭礼

3 月 18 日の例祭、10 年に一度の勅使祭、3 年に一度の行幸会(みゆきえ)など。行幸会は宇佐八幡神が周辺の摂社・末社を巡幸する古式の祭礼で、宇佐神宮独自の祭祀文化を継承する。

読み解き

宇佐神宮は、八幡大神・比売大神・神功皇后を祀る豊前国一宮であり、八幡信仰の総本宮とされる。応神天皇を八幡神として祀る系譜は、王権と神祇信仰の接点を示す。奈良時代には宇佐八幡の神託が政治史にも深く関わった。九州から畿内へ広がる八幡信仰をたどる上で、宇佐は重要な起点の一つとして残る。

関連神格は八幡大神、比売大神、神功皇后。出典: 『古事記』中巻、宇佐神宮公式サイト、Wikipedia日本語版「宇佐神宮」。

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