
琉球信仰
阿摩美久は琉球信仰に位置づける神格。道開き・健康の祈願領域から、関係する神社や聖地へたどる入口になる。
アマミキヨ(阿摩美久・阿摩弥姑とも表記)は、琉球神話における創世女神。『中山世鑑』『琉球国由来記』など琉球王府の編纂史書に記され、配偶神シネリキヨ(志仁礼久)とともに天上の神から命を受けて琉球の島々を造り、人を生み出した神格として位置づけられる。沖縄・奄美地方の御嶽(うたき)祭祀の中核を成す女神。
『中山世鑑』(順治七年・1650 年、向象賢編)には、天帝が日神に命じて琉球の地を造らしめ、アマミキヨとシネリキヨを下して土・草木・人を成したと記される。『琉球国由来記』(康熙五十二年・1713 年)はこれを敷衍し、アマミキヨが各地の御嶽(聖地)を巡り定めた経緯を伝える。久高島(沖縄県南城市)への降臨は最初期の聖地創建譚として知られる。
配偶神はシネリキヨ。両神の間に生まれた子から琉球の王統と人々が分かれ出たと伝えられ、第一尚氏・第二尚氏の王統譜の起点に置かれる。古琉球の祭政一致の体制では、女神 アマミキヨの系譜を継ぐ聞得大君(きこえおおきみ)が国家祭祀の頂点に立った。
久高島の御嶽群(クボー御嶽・フボー御嶽など、沖縄県南城市知念)、斎場御嶽(せーふぁうたき、沖縄県南城市、世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」構成資産)が中心的祭祀地。聞得大君の即位儀礼「御新下り(おあらおり)」は斎場御嶽で執り行われた。琉球諸島から奄美群島にかけて、アマミキヨを開闢神とする御嶽信仰が広く伝承される。
阿摩美久 関連社寺由緒資料
機関資料各社寺・公的機関
阿摩美久の祭祀・信仰上の性格を確認するための由緒資料。
阿摩美久 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
阿摩美久の概要に関する二次整理。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E6%91%A9%E7%BE%8E%E4%B9%85