
神社
淡嶋神社(あわしまじんじゃ)は、和歌山県和歌山市加太にある神社。式内社論社で、旧社格は郷社。 全国にある淡島神社・粟島神社・淡路神社の総本社である。人形供養で知られ、境内一円に全国から奉納された2万体にも及ぶ無数の人形が並んでいる。
淡嶋神社(あわしまじんじゃ)は、和歌山県和歌山市加太に鎮座する神社。式内社(論社)、旧社格は郷社。全国の淡島神社・粟島神社・淡路神社の総本社とされ、人形供養の社として広く知られる。境内一円に全国から奉納された約二万体の人形が並ぶ独特の景観を擁する。
所在は和歌山県和歌山市加太 118。紀伊国海部郡(あまべぐん)、紀淡海峡を望む加太港の北端に鎮座する。社頭からは友ヶ島水道を挟んで淡路島(兵庫県)を望み、古来の紀淡航路の要衝に立つ。住吉大社(大阪府大阪市住吉区)、生田神社(兵庫県神戸市)と共に瀬戸内東部の海神信仰圏を構成する。
主祭神は少彦名命(すくなびこなのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと、大国主神)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと、神功皇后)。少彦名命は『古事記』上巻に大国主神の国造りを共に行った小柄な国津神として登場し、医薬・酒造・温泉の神とされる。神功皇后は『日本書紀』神功皇后摂政紀に三韓征伐の帰途、加太の沖で嵐に遭い淡島に上陸したと伝えられ、当社の地に少彦名命を祀ったのが創祀と伝えられる。少彦名命を共に祀る大神神社摂社の磐座神社、神功皇后伝説を継承する香椎宮(福岡県福岡市東区)と祭祀的に結びつく。
社伝では神功皇后が淡島に上陸し少彦名命を祀ったのを創祀とし、後に仁徳天皇の代に現在地へ遷座したと伝えられる。文献では『延喜式神名帳』紀伊国海部郡条の「加太神社」を当社の論社とする説がある。江戸期から「淡島願人(あわしまがんにん)」と呼ばれる勧進僧が全国を巡って淡島信仰を広め、女性の守護神・婦人病平癒の神として信仰が拡大した。明治期に郷社に列せられた。
3 月 3 日の雛流し神事が中心。全国から納められた雛人形を白木の舟に乗せて加太の沖に流す祭事で、人形供養と女性守護の信仰を継承する代表的祭礼として知られる。
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