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神社

箱崎八幡神社

公開検証済みはこざきはちまんじんじゃ

箱崎八幡神社は長崎県にある神社。所在地と由緒を手がかりに、勝運・厄除けの信仰文脈から地図でたどれる。

概要

箱崎八幡神社(はこざきはちまんじんじゃ)は、長崎県壱岐市芦辺町箱崎本村触に鎮座する神社と伝えられる。壱岐島東岸の旧箱崎村の鎮守として近世以前から崇敬を集めた八幡社で、九州北部の海路に沿う「壱岐七社」の系列に近い八幡信仰を伝える。

鎮座地

所在は長崎県壱岐市芦辺町箱崎本村触。壱岐島東岸の箱崎湾を望む集落の高台に鎮座し、玄界灘の海上交通の要衝に位置する。社地周辺には弥生時代の原の辻遺跡(国の特別史跡)を含む壱岐の古代祭祀景観が広がり、海路守護神としての八幡信仰が定着した地。

祀られる神格

主祭神は応神天皇(誉田別命、ほむたわけのみこと)。配祀に神功皇后(息長帯比売命、おきながたらしひめのみこと)、比売大神(ひめおおかみ)の宇佐八幡神統を祀ると伝える。応神天皇は『古事記』中巻に神功皇后の子として記され、宇佐神宮を本源とする全国八幡神の主神。神功皇后の三韓征伐譚と関連し、玄界灘沿岸の社では海上守護神として崇敬される。

沿革

創建年は明らかでないが、宇佐神宮(大分県宇佐市)からの勧請と伝えられる。中世には壱岐の海路守護として松浦党や対馬の宗氏の崇敬を受けた可能性が指摘される。明治期に村社に列せられた。本殿は近世以降の数次の再建を経た現在の姿で、漁村信仰の典型を残す。

主要祭礼

10 月の例祭、正月の歳旦祭が継承される。例祭では壱岐神楽の系統に連なる神楽奉納が伝わる集落があり、長崎県の壱岐神楽(国指定重要無形民俗文化財)と祭祀的に近接する。

出典

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