貴船神社の写真

神社

貴船神社

公開検証済みきふねじんじゃ

京都・貴船川上流に鎮座する水神信仰の総本宮で、高龗神を祀る古社。

概要

貴船神社(きふねじんじゃ)は、京都府京都市左京区鞍馬貴船町に鎮座する神社。全国の貴船神社・貴布禰神社約 450 社の総本社で、水の神を祀る古社。『延喜式神名帳』山城国愛宕郡に「貴布禰神社」名神大社と所載。社格は旧官幣中社。

鎮座地

所在は京都府京都市左京区鞍馬貴船町 180。鞍馬山の西、貴船川の渓谷沿いに本宮・結社(ゆいのやしろ)・奥宮の三宮が点在する。奥宮の磐座(いわくら)は貴船神社の創祀地と伝え、貴船川は鴨川の源流の一として古来「気の生まれる根(きふね)」と称された気脈の地。

祀られる神格

本宮の主祭神は高龗神(たかおかみのかみ)、奥宮は闇龗神(くらおかみのかみ)。両神は『古事記』上巻 神生み段に、伊邪那岐神が迦具土神(かぐつちのかみ)を斬った際に剣から滴る血から成った水神として記される。結社の主祭神は磐長姫命(いわながひめ)で、木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやびめのみこと)の姉神として『古事記』上巻 邇邇芸命段に記される。

沿革

社伝では神武天皇の母・玉依姫命が黄船に乗って大坂湾から淀川・鴨川・貴船川を遡り、現奥宮の地に上陸して水神を祀ったのを起源とする「黄船伝説」が伝わる。『延喜式神名帳』に名神大社として所載され、平安期以来朝廷の祈雨・止雨の社として崇敬を集めた。中世には貴船流の和歌が栄え、和泉式部の参拝伝承(『後拾遺和歌集』)が知られる。明治四年(1871 年)に官幣中社。

主要祭礼

6 月 1 日の貴船祭、3 月 9 日の雨乞祭、11 月 7 日の御火焚祭(おひたきまつり)が継承される。貴船祭は祈雨の古式を伝える京都北山の重要祭礼。

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