
神社
三峯神社を秩父山地、狼信仰、伊弉諾・伊弉冉の祭祀文脈から整理する入口になる。
三峯神社(みつみねじんじゃ)は、埼玉県秩父市三峰に鎮座する神社。秩父三社の一つで、秩父山地の標高約 1,100 メートルの霊地に立つ。主祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)の国生み二柱で、狼を眷属(御眷属、おけんぞく)とする狼信仰の中心地としても知られる。社格は旧県社。
所在は埼玉県秩父市三峰 298-1。荒川の最上流域、秩父山地の妙法ヶ岳・白岩山・雲取山の三峰の鞍部に当たる尾根上に鎮座し、社名の「三峯」はこの三峰に由来する。境内地は秩父多摩甲斐国立公園内、関東有数の原生林に囲まれ、奥宮は妙法ヶ岳山頂に立つ。秩父神社(秩父市番場町)・宝登山神社(長瀞町)と並んで「秩父三社」を成し、関東山岳信仰の重要拠点を担う。
主祭神は伊弉諾尊・伊弉冉尊の国生み夫婦神。両神は『古事記』上巻 国生み・神生み段で、淤能碁呂島に天降って大八洲国を生み、火の神カグツチを生んだ際に伊弉冉尊が黄泉国に去る神話で知られる。配祀に造化三神(天之御中主神・高皇産霊神・神産霊神)、天照大御神・素戔嗚尊・月読命を祀る。御眷属(おけんぞく)として白い狼が境内入口・拝殿前に並ぶ独特の意匠は、日本武尊が東征の折に当地で迷った際、狼に導かれて山を越えたという伝承(『日本書紀』景行天皇紀の異伝に類縁)に由来する。
社伝では景行天皇の御代、日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征のおりに当地で伊弉諾・伊弉冉二柱を祀ったことを創建とする。中世以降は修験道の山として栄え、近世には三峰山として知られ江戸庶民の代参講「三峰講」が広く組まれた。眷属の狼の御札(御眷属拝借)を借り受ける独自の信仰が今も続く。明治の神仏分離で神社化、近代以降は秩父・奥武蔵山岳信仰圏の要として継承される。
4 月 8 日の例大祭(春季大祭)、10 月 8 日の秋季大祭が中心。毎月 1 日のみ授与される「白い気守」は一時全国から参詣者を集めた近年の名物となったが、現在は授与制限で運用される。元旦祭、節分祭、夏越大祓、新嘗祭などの年中行事も継承される。
三峯神社 由緒・所在地資料
機関資料各社寺・公的機関
三峯神社の名称・所在地・由緒を確認するための社寺・公的機関の公開資料。
三峯神社 由緒資料
機関資料三峯神社の由緒、所在地、信仰圏を確認するための公式・公的資料。
三峯神社 - Wikipedia 日本語版
Wikipedia contributors
三峯神社の名称・所在地・座標を確認するため、Wikidata item Q11355207 と日本語版 Wikipedia を参照。
三峯神社 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
三峯神社の名称、所在地、歴史的背景を補助的に確認する二次資料。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B3%AF%E7%A5%9E%E7%A4%BE