月読命の分類ビジュアル

記紀神話

月読命

公開検証済みつくよみのみこと天孫系譜

月読命は記紀神話に位置づける神格。道開き・健康の祈願領域から、関係する神社や聖地へたどる入口になる。

概要

月読命(つくよみのみこと)は、『古事記』『日本書紀』に記される月の神格。伊邪那岐神が黄泉国から戻った禊で右の御目を洗った際に成った神とされ、姉神 天照大御神、弟神 建速須佐之男命とともに三貴子に数えられる。

出典上の登場場面

『古事記』上巻では、伊邪那岐神から夜の食国(よるのおすくに)を治めるよう命じられたと記されるが、後段への登場はほとんど無く、神話上の役割は限定的。『日本書紀』神代上 第五段一書では、天照大御神の命で保食神(うけもちのかみ)のもとへ遣わされ、口から食物を吐き出す姿を不浄として斬り殺す場面が記され、これが姉神との不和の起源として語られる。

系譜

父は伊邪那岐神。姉は天照大御神、弟は建速須佐之男命。三貴子の一柱として、伊邪那岐神から夜の世界の統治を委ねられた神格と位置づけられる。一書系の伝承では、月神格として死と再生のモチーフに結びつけられる場合もある。

信仰・祭祀

月読宮(伊勢神宮 別宮、三重県伊勢市)、月山神社(山形県)、京都の松尾大社摂社 月読神社などに祀られる。伊勢神宮 別宮としての月読宮は、内宮の天照大御神に対する月神格として古代から崇敬され、『延喜式神名帳』(927 年)にも見える。

系譜

出典

  • 古事記 上巻 禊祓段(月読命)

    一次文献

    太安万侶(撰)

    太安万侶撰「古事記」上巻、和銅5年(712年)成立。伊邪那岐命の禊から月読命が誕生し夜の食国を治めるよう命じられた段を記す。國學院大學 古典文化学事業 デジタル版古事記による。

    https://kojiki.kokugakuin.ac.jp/
  • 月読命 関連社寺由緒資料

    機関資料

    各社寺・公的機関

    月読命の祭祀・信仰上の性格を確認するための由緒資料。

  • Tsukuyomi-no-Mikoto — Wikidata Q12358390

    二次資料

    Wikidata contributors

    Wikidata structured data entry Q12358390: Tsukuyomi-no-Mikoto. 開放知識グラフによる構造化データ。

    https://www.wikidata.org/wiki/Q12358390
  • 月読命 - Wikipedia 日本語版

    二次資料

    Wikipedia contributors

    月読命の概要に関する二次整理。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E8%AA%AD%E5%91%BD

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