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神社

狭井神社

公開検証済みさいじんじゃ

狭井神社は、奈良県桜井市三輪に鎮座する大神神社の摂社。大神荒魂神を祀り、薬井戸の霊泉で知られる。

概要

狭井神社(さいじんじゃ、正式名 狭井坐大神荒魂神社)は、奈良県桜井市三輪に鎮座する神社で、大神神社の摂社。主祭神は大神荒魂神(おおみわのあらみたまのかみ)。三輪山登拝口の社として、また「薬井戸(くすりいど)」の霊泉を擁する病気平癒・無病息災の社として古来崇敬される。

鎮座地

所在は奈良県桜井市三輪 1422。大神神社境内地の北、三輪山西麓の狭井川源流の地に鎮座する。境内に湧く「薬井戸」の御神水は古来霊泉として知られ、参詣者が水を汲んで持ち帰る習わしが続く。三輪山登拝の受付所が境内にあり、御神体山への入山の起点を成す。

祀られる神格

主祭神は大神荒魂神(大物主神の荒魂)。配祀神に大物主神、媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと、神武天皇皇后)、勢夜陀多良比売命(せやだたらひめのみこと、媛蹈鞴五十鈴媛命の母)、事代主神を祀る。『古事記』中巻 神武東征段で大物主神と勢夜陀多良比売の娘が媛蹈鞴五十鈴媛として神武皇后になる三輪山系譜が、当社の祭神構成に反映される。

沿革

社伝では、垂仁天皇の御代の創祀と伝えられる。『延喜式神名帳』(927 年)には大和国城上郡「狭井坐大神荒魂神社 名神大」と記される名神大社で、本社 大神神社(大神大物主神社)と並ぶ古社。中世以降は大神神社の摂社として一体の祭祀を継承し、薬井戸の霊水信仰と三輪山登拝の起点社として崇敬を集めた。

主要祭礼

4 月 18 日の鎮花祭(はなしずめのまつり、薬まつり)は当社最大の祭礼で、『令義解』(833 年)にも記される古代以来の祭儀。薬草を供えて疫病退散を祈る古式の神事で、薬業関係者の参詣で知られる。本社 大神神社の三輪祭の関連祭礼として、地域祭祀の中核を成す。

出典

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