
神社
八咫烏神社は、奈良県宇陀市榛原高塚に鎮座する神社。神武東征伝承で天皇を導いた八咫烏(建角身命)を祀る。
## 概要 八咫烏神社(やたがらすじんじゃ)は、奈良県宇陀市榛原高塚に鎮座する神社。主祭神は建角身命(たけつぬみのみこと)、八咫烏として神武東征の道案内をした神格。延喜式神名帳に「八咫烏神社」と記される式内社で、宇陀の山間にあって神武伝承を継承する古社。 ## 鎮座地 所在は奈良県宇陀市榛原高塚 42。宇陀盆地東部、伊那佐山の北麓、宇陀川の上流域に位置する。古代の宇陀は『日本書紀』神武天皇紀に菟田下県(うだのしもあがた)として記され、神武天皇が大和入りに先立ち滞在した地と伝えられる。社域は静かな山間集落の中にあり、伊那佐山が背後に控える。 ## 祀られる神格 主祭神は建角身命。賀茂建角身命とも称し、八咫烏に化身して神武天皇を熊野から大和へ導いた神格。『古事記』中巻 神武東征段、『日本書紀』神武天皇紀に登場し、後に山城賀茂氏の祖神として賀茂御祖神社(下鴨神社)にも祀られる。当社では神武東征伝承の現地縁起と結びつき、道開きの神として崇敬される。 ## 沿革 社伝では、慶雲二年(705 年)に文武天皇の勅命により創建されたと伝えられる。『延喜式神名帳』(927 年)には大和国宇陀郡「八咫烏神社」と記される式内社。中世以降は宇陀郡内の崇敬を集め、近世の社地は榛原高塚に定まった。明治期に郷社に列せられ、現在も地域の鎮守として継承される。 ## 主要祭礼 10 月の例祭が中心の年中行事で、神武東征伝承にちなむ神事が継承される。八咫烏を象った社紋・神紋が境内に掲げられ、近年は道開き・導きの神格として参詣される。
八咫烏神社 公式サイト
機関資料八咫烏神社の御祭神・由緒・所在地・年中祭礼に関する公式情報。
http://www.yatagarasujinja.net/八咫烏神社 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
八咫烏神社の沿革・式内社比定・神武東征伝承との関わりに関する二次整理。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%92%AB%E7%83%8F%E7%A5%9E%E7%A4%BE