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神社

高天彦神社

公開検証済みたかまひこじんじゃ

高天彦神社は、奈良県御所市北窪に鎮座する神社。高皇産霊尊を祀り高天原伝承地に立つ。

概要

高天彦神社(たかまひこじんじゃ)は、奈良県御所市北窪に鎮座する神社。主祭神は高皇産霊尊(たかみむすひのみこと、高御産巣日神)。葛城山系東麓の「高天(たかま)」と呼ばれる高原地帯に鎮座し、高天原(たかまのはら)の地上伝承地のひとつとして古来崇敬される式内社。

鎮座地

所在は奈良県御所市北窪 158。金剛山地北麓、葛城山系東麓の高原(標高約 500m)に鎮座する。「高天」の地名は『古事記』『日本書紀』に記される天津神の住む「高天原」を地上に投影したものと伝えられ、近隣には高天彦神社・高天原伝承地・葛城一言主神社など葛城神話圏の聖地が集中する。本殿背後の白雲岳(はくうんだけ、標高 696m)を御神体山とする神奈備(かんなび)山型の祭祀構造を保つ。

祀られる神格

主祭神は高皇産霊尊。『古事記』上巻 天地開闢段に天之御中主神・神産巣日神とともに最初に成った神(造化三神)として記される神格で、葦原中国平定・天孫降臨を主導した天津神の最高神格のひとつ。『古事記』『日本書紀』では天忍穂耳尊や邇邇芸命の祖神として叙述され、葛城の高天は高皇産霊尊の地上の鎮座地と伝える。

沿革

社伝では、葛城王朝の祖神祭祀地として古代より祀られたと伝えられる。『延喜式神名帳』(927 年)には大和国葛上郡「高天彦神社 名神大」と記される名神大社。葛城氏(高天原系神話を祖神伝承に持つ大和の古族)の本拠地に鎮座する古社で、中世以降は地域の崇敬を集めた。明治期に郷社に列せられ、現在は御所市北窪地区の鎮守として継承される。

主要祭礼

10 月の例祭、3 月の春の大祭が年中行事として継承される。高天原伝承の現地縁起社として古代葛城神話圏の祭祀文化を伝え、葛城修験道との関わりも残す。

出典

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