
神社
都賀那岐神社は、奈良県宇陀市榛原山路に鎮座する神社。水の神 高龗神と頬那芸神を祀る式内社論社。
## 概要 都賀那岐神社(つがなきじんじゃ)は、奈良県宇陀市榛原山路に鎮座する神社。主祭神は高龗神(たかおかみのかみ)と頬那芸神(つらなぎのかみ)。水を司る神を祀る式内社論社で、宇陀の山間に水源信仰の古い形を伝える小社。社名「都賀那岐」は配祀の頬那芸神に由来するとされる。 ## 鎮座地 所在は奈良県宇陀市榛原山路 335。宇陀盆地の北東、伊那佐山系の山中、宇陀川支流の上流域に鎮座する。古代の宇陀は神武東征伝承の地で、当社のある山路地区は峠越えの古道沿いに位置し、水源を守る山中の祠として古来祀られてきた。社域は谷間の静かな集落の一角にある。 ## 祀られる神格 主祭神は高龗神と頬那芸神。高龗神は『日本書紀』神代上 第五段一書に伊邪那岐神が迦具土神を斬った剣の血から生まれた神として記され、龍神・雨乞いの神格として知られる。頬那芸神は『古事記』上巻 神生み段に伊邪那岐神・伊邪那美神の御子として記される神格で、水流・水気を司る神とされる。両神とも記紀神話に登場する水系の神格。 ## 沿革 創建年代は詳らかでないが、『延喜式神名帳』(927 年)に大和国宇陀郡「都賀那岐神社」と記される式内社の論社のひとつとされる。宇陀の山中で水源信仰を継承してきた古社で、中世以降は地域の鎮守として継承された。明治期に村社に列せられ、現在も山路地区の鎮守として続く。式内社比定は他社(都賀那木神社など)との競合があり、研究上の論社の地位にある。 ## 主要祭礼 10 月の例祭、雨乞い・水源祭などが地域の年中行事として継承される。水源信仰と関わる神格を祀ることから、農作の干天時の雨乞い祈願の場として古来用いられた歴史を持つ。
都賀那岐神社 公式サイト
機関資料都賀那岐神社の御祭神・由緒・所在地に関する公式情報。
https://tsuganakijinja.wixsite.com/tsuganaki-jinja都賀那岐神社 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
都賀那岐神社の式内社論社としての位置づけ、頬那芸神との縁起に関する二次整理。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E8%B3%80%E9%82%A3%E5%B2%90%E7%A5%9E%E7%A4%BE