宇佐八幡宮の写真

神社

宇佐八幡宮

公開検証済みうさはちまんぐう

宇佐八幡宮は滋賀県にある神社。所在地と由緒を手がかりに、勝運・厄除けの信仰文脈から地図でたどれる。

概要

宇佐八幡宮(うさはちまんぐう)は、滋賀県大津市に鎮座すると伝えられる神社。豊前国宇佐神宮(大分県宇佐市)を本社とする八幡信仰の地方分社で、近江国の八幡信仰の一拠点と伝えられる。

鎮座地

所在は滋賀県大津市の市街域と伝えられる。琵琶湖南岸の近江国府跡周辺の祭祀景観に連なり、近江坂本の日吉大社、近江八幡市の沙沙貴神社など近江古社のラインと共に、近江の祭祀圏を構成すると伝える。

祀られる神格

主祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと、応神天皇)。豊前国宇佐神宮を本社とする全国八幡信仰の祭祀構成を継承する。八幡神は『日本書紀』に応神天皇として記される第 15 代天皇で、神仏習合下では本地仏に阿弥陀如来を配し、武家政権下では武運の神として広く崇敬された。配祀の伝として神功皇后(応神天皇の母神)、比売大神を共に祀ると伝えられ、宇佐神宮の三所祭祀の構成を継承する地方社の典型。関連の岩清水八幡宮(京都府八幡市、宇佐神宮の二大本社の一)と共に、近畿の八幡信仰圏に位置づけられる。

沿革

創建年代は不詳。地元伝承では中世、宇佐神宮または岩清水八幡宮から八幡神を勧請したと伝えられる。文献上は近世の近江地誌に小社として記載されることがあるが、社地・由緒の詳細は『大日本史』『神社明細帳』等の整理を待つ。明治期に村社相当の社格を得たと伝えられ、現在は地域氏子により祭祀が継承されていると伝えられる。

主要祭礼

独立した大祭の確実な文献記録は乏しいが、地域氏子により例祭が継承されていると伝えられる。近江南部の地域祭祀の一環として位置づけられる。

出典

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